ここみち読書録

プロコーチ・けいこの、心の向くまま・導かれるまま出会った本の読書録。

よりよく生きる

23分間の奇跡(The Chirldren's Story... but not just for children)

なんとも気味の悪い本でした。読後も気持ち悪さが残ります。 「23分間の奇跡」(原題:The Children's Story... but not just for children、ジェームズ・クラベル氏 著、青島幸男氏 訳、集英社 1983年9月初版) 実家の本棚で、すぐに読み終わりそうなものを…

服を買うなら、捨てなさい

最近、今まで着ていた服が似合わなくなってきたなぁ、、、と思っていたところに、母から回って来た本。 お正月休みに読みました。 「服を買うなら、捨てなさい」(地曳いく子 氏 著、宝島社、2015年3月初版) 40代、50代の女性に一番刺さる感じではないかな…

人は話し方が9割

あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 今年の1記事目はこちらから。 「人は話し方が9割」(長松茂久 氏 著、すばる舎、2019年9月初版) 本屋で何度も見かけていましたし、新聞などの宣伝でもよくみていました。 ものすごく正…

福翁自伝

今年、一番読んでよかった本です。 「福翁自伝」(福澤諭吉 氏 著、富田正文 氏 校注) 福澤諭吉先生、66歳の時に著した自伝。その2年後の1901年没。享年68歳。 慶應義塾大学の新入生には、もれなく、入学記念として福翁自伝が贈られます。 私もその一人。 …

認知症予防のカキクケコ

先日、脳ドックに行った時に待合室にあった本。待ち時間の間に読んできました。 大きな字で書いてあって、誰にでも読みやすいです。 ふむふむと思ったところをメモメモ_φ(・_・ できることなら、自分についても親についても、この読書録の記事は見返す必要がな…

ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本

まるまる2ヶ月あいてしまいました。クリスマスも過ぎてもう年末。 今年読んだ本は、できるだけ今年のうちにブログにしておきたいところです。 こちらは今年の秋くらいに読んだ本。 「寂しさ」をテーマにしたものを探していて、出会いました。 「ふと感じる寂…

子どもの心のコーチング

私には子どもはいませんが、仕事を通じて、間接的に子育てに関わらせて頂いているな、と感じています。 お子さんをお持ちのクライアントさんは、男性であれ女性であれ、年齢・職業を問わず、ほぼ皆様、一度はお子さんとの関わり方をコーチング・セッションの…

ニーチェ 運命を味方にする力 「ツァラトゥストラかく語りき」を読む

難解そうだと思って、いつかいつかと思いながら、手が出せない本が沢山あります。 ニーチェの「ツァラトゥストラ」もその1冊。 先日読んだ「最強の女」にニーチェとフロイト、リルケを虜にしたルー・ザロメという女性が登場していて、ニーチェの人物像も感…

サボタージュ・マニュアル:諜報活動が照らす組織経営の本質

何かをうまくやりたいと思うとき、「うまくいく方法」を学ぶことはもちろん一案ですが、 それ以上に「これをやるとうまくいかない」ということを知ることは、 実は最も近道な学びだとも思います。 なぜ現代の多くの組織が、自治体が、こんなにもうまく回って…

自分の中に毒を持て

何でまだ読んでいなかったんだろう、と思うような出会い。 自分にとってのバイブルに1冊追加です。 自分の中に毒を持て<新装版>(岡本太郎氏 著、2017年12月初版、青春出版社、1993年に出版された文庫の新装版) 冒頭から飛び込んでくるこの文章。 この始ま…

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

先日、旅先の空港の本屋さんに立ち寄って出会った本です。 ちょうどHSP(Highly Sensitive Person、とても敏感な人)についてちゃんと知りたいなと思っていたところだったので、少し立ち読みして購入し、帰りの機内で読み切りました。 「気がつきすぎて疲れ…

「ふつうの家族」にさようなら

よく行く本屋さんをパトロールしていて出会った本。 かなり面白かったです。 家族って何? 親子って何? 父親と母親って何で決まるの? ということについて、新しい視点をもらったり、改めて考えさせられたりしました。 家族法を専門とする女性弁護士の視点…

コタキ兄弟と四苦八苦

読書録、時々ドラマ観賞録。 緊急事態宣言でどこもかしこも閉まっているGW、ドラマや映画のニーズも高いのでは。 最近見た中でオススメのドラマです。めちゃくちゃ面白かった。 「コタキ兄弟と四苦八苦」(主演:古舘寛治, 滝藤賢一, 芳根京子、テレビ東京オ…

鬼滅の刃

コーチングを始めて自分に起きた変化の一つは、映画やドラマ、観劇、読書などの幅が広がったこと。 自分で意図的に広げる時もありますし、クライアントさんがセッション中に出された話題を糸口にクライアントさんの世界を知ってみようと、新しいものに触れる…

シリコンバレーのVC=ベンチャーキャピタリストは何を見ているのか

先日読んだ「2025年を制覇する破壊的企業 」と同じ著者の本です。 「シリコンバレーのVC=ベンチャーキャピタリストは何を見ているのか」(山本康正氏 著、東洋経済新報社、2020年7月初版) こちらの本の方が、著者の方の問題意識や思いがより強く伝わって…

大塚正富のヒット塾 ゼロを100に

とある仕事の関係で、念の為、読んでおこうかなと思って読みました。 この読書録に掲載するつもりはなかったのですが、見逃せないフレーズに出会ってしまったので、そこをハイライトして自分の備忘としたいと思います。 「ごきぶりホイホイ」生みの親 大塚正…

かもめのジョナサン

読書が好きですというのが憚られるほど、実は、著名な本はあまり読んでいません。 こちらもその1冊。 名前だけは知っているものの、実は読んだことがなく。 いつかは読むのだろうなぁと思いながら買ってもいませんでしたが、 今年、この本の読書会にお誘い…

コーチング・バイブル 第4版 人の潜在力を引き出す協働的コミュニケーション

㊗️ ここみち読書録、100記事目! いつもお読み頂きありがとうございます。 記念すべき100記事目は、やはりこちらの本に捧げます。 第3版やマンガ版は過去にも紹介しましたが、7月に第4版が出ました。 今やコーチングはいろいろな流派が存在しますが、その草…

僕らは奇跡でできている

読書録、ときどき鑑賞録。 このブログ初めての、TVドラマ鑑賞録です。 「僕らは奇跡でできている」(2018年10月-12月、関西テレビ制作・フジテレビ系、脚本:橋部敦子) 春くらいにAmazonのPrime Videoで見ました。 テレビドラマを日頃追っていないのですが…

SEED シード 生命の糧

先日の投稿に続き、大手町・丸の内・有楽町エリアでSDGs映画祭イベントで見てきた映画。 「SEED シード 生命の糧」(監督:タガート・シーゲル、ジョン・ベッツ 2016年) あまり予備知識なく見てみて、こんなことがわかりました。 私は、種子の世界と、そこ…

0円キッチン

読書録、時々、映画鑑賞録。 3月以来、本当に出歩いていなかったけれども、さすがに限界。 感染予防に気をつけながら、少しずつ社会復帰し始めた最近です。 今週、大手町・丸の内・有楽町エリアでSDGs映画祭イベントをやっていると聞いたので、出かけてきま…

起業1年目の教科書

書類を整理していたら、この本からコピーした1ページが出てきました。 昨年、会社辞めることを決めて、上司にも伝えた後のこと。 よく利用していたYahoo Lodge(現在コロナ対策で休館中)で、ある日、本棚にあったこの本が目にとまり、その日ソファに座って…

WORK SHIFT ワーク・シフト 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025>

2012年8月に書かれた、2025年の未来予想図です。 私が読んだのは、確か2013年か2014年。興奮しながら読んだことを覚えています。 キャリア観にものすごく影響を受けました。 当時、なんとなく感じていた社会の進む方向や、ぼんやりと描き始めた自分のキャリ…

AGORA われら地球人

JALが発行しているAGORA(アゴラ)という雑誌がありまして、これが結構好きです。 広角のカットの写真にスペースを感じるのと、世界の街のいろんな情報があったりして。 中でも一番好きなのは、「われら地球人」という連載。 毎回、海外で活躍する日本人が取…

スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル

久々に行った書店で平積みされてて、なんとなく苦手そうな本と思い、あえて買ってみました。 だって、スマホ、大して活用できていない。 苦手領域を勝手に決めたり、妙なプライドがあった頃には手に取らなかったんじゃないかと思うタイトル。 「 スマホ人生…

LOVE IS LETTING GO OF FEAR

時々、夜寝る前に、美しい英語を音読してから眠りたいと思うことがあります。 そんなときによく手に取る本がこちら。 Love Is Letting Go of Fear, Third Edition(Gerald G. Jampolsky, MD著、1st Editionの初版は1979年) どんな言葉を使うかは、大事だと…

東京改造計画

ホリエモンこと堀江さんのYouTube投稿(ホリエモンチャンネル)をよく見ていまして、メディアだけではわからない情報や知識を得たり、ズバリと言い切ってくれる内容に共感したりして、楽しませて頂いています。 が、実は本は一冊も読んだことがなかったので…

たのしい編集

相当の本好き・活字好きでなければ、まず出会わないであろう1冊。 編集者の方のための本。 「たのしい編集(和田文夫氏・大西美穂氏 共著、ガイア・オペレーションズ発行、英治出版発売、2014年1月初版)」 帯は「<本づくり>に携わる、すべての人に伝えて…

365日のシンプルライフ(TAVARATAIVAS/MY STUFF)

読書録、時々、映画録。 Stay Homeで、Amazon Primeで見ました。 過去の何かの視聴履歴に基づいてAmazonが薦めてくれたものと思いますが、面白かったです。 フィンランド映画:「365日のシンプルライフ」(原題:TAVARATAIVAS、英題:MY STUFF、Petri Luukka…

世界トップエリートのコミュ力の基本

お友達でもあるムーギーの最新刊です。 「世界トップエリートのコミュ力の基本 ビジネスコミュニケーション能力を劇的に高める33の絶対ルール」(ムーギー・キム著、PHP出版、2020年3月初版) 帯がすごいです。よくこのメンバーからコメント集めてきましたね…