ここみち読書録

プロコーチ・けいこの、心の向くまま・導かれるまま出会った本の読書録。

人間関係

アメリカ3年目 話す英語が変わりすぎた。

いつもインスタでリールを楽しませてもらっている「LanCul(ランカル)英会話」の初の著書。 「アメリカ3年目 話す英語が変わりすぎた。」(LanCul英会話 著、KADOKAWA、2023年10月初版) 「LanCul英会話」は、東京や大阪でネイティブと雑談や英会話ができる…

ふたりはともだち

人にはそれぞれ、理由はわからないけど、とにかく惹きつけられるもの、というのがあります。 私にとって、この本は間違いなくその1冊。 「ふたりはともだち」(アーノルド・ローベル 作、三木卓 訳、文化出版局、1972年11月初版、原題:Frog and Toad Are F…

さよなら、男社会

この初夏くらいから、尹雄大(ゆん・うんで)さんの本にハマっています。 困るのは、かなり食いついて読むのに、最後の方は、読み終わりたくなくて、すごくゆっくりになってしまうこと。 さらには、一冊一冊、感じることや考えさせられることが多くて、まと…

運命はこうして変えなさい 賢女の極意120

林真理子さんが週刊文春で34年間やってこられた連載エッセイから120の言葉を選び出してまとめた文庫本。 女、恋愛・結婚、男、生きること、家庭、仕事、食べること、オシャレについての8項目について、林真理子先生節が全開。 「運命はこうして変えなさい …

大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした

タイトルと表紙の絵に惹かれて買いました。 「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」(クルベウ 著、藤田麗子 訳、福田利之 絵、ダイヤモンド社、2021年4月初版) 著者は、韓国の人気作家さんとのこと。 日本も韓国も、良くも悪くもとても頑張ってしまう社…

心理的安全性の作り方 「心理的柔軟性」が困難を乗り越えるチームに変える

Audibleで聴きました。 「心理的安全性のつくりかた 「心理的柔軟性」が困難を乗り越えるチームに変える」(石井遼介 著、2020年9月初版、日本能率協会マネジメントセンター) 体験も大事、知識も大事 職業としているコーチングでは、クライアントのお話を伺…

オットーという男

読書録、ときどき、映画鑑賞録。 ほぼ毎週聴いてるラジオ番組・ラジド(ラジオ・ドーナツ@J-WAVE)で紹介されていて、行ってきました。 トム・ハンクス主演のヒューマンドラマ。 映画は、こういう、あったかくてほろっとするのが好きです。 これからの社会の…

LinkedIn活用大全 情報発信、起業、転職、人脈…ビジネスで一番使えるSNS

昨日発売された本。 光栄なことに、コンテンツサポーターとして3月初め頃に初校を読ませて頂いておりました。 本を出すっていうのはすごいことだなぁと、友人知人が出版するたびにいつも思います。 著者の松本さんはじめ、関係者の皆様、大変お疲れ様でした…

人は話し方が9割

あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 今年の1記事目はこちらから。 「人は話し方が9割」(長松茂久 氏 著、すばる舎、2019年9月初版) 本屋で何度も見かけていましたし、新聞などの宣伝でもよくみていました。 ものすごく正…

悪女入門 ファム・ファタル恋愛論

今年「最強の女」を読んでから、すっかり鹿島茂さんのファンになってしまい、 もっと鹿島さんの本を読んでみよう、ということで読んだ1冊。 「悪女入門 ファム・ファタル恋愛論」(鹿島茂 氏 著、2003年6月初版、講談社現代新書) 雑誌FRaUに2002年3月〜2003…

認知症予防のカキクケコ

先日、脳ドックに行った時に待合室にあった本。待ち時間の間に読んできました。 大きな字で書いてあって、誰にでも読みやすいです。 ふむふむと思ったところをメモメモ_φ(・_・ できることなら、自分についても親についても、この読書録の記事は見返す必要がな…

ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本

まるまる2ヶ月あいてしまいました。クリスマスも過ぎてもう年末。 今年読んだ本は、できるだけ今年のうちにブログにしておきたいところです。 こちらは今年の秋くらいに読んだ本。 「寂しさ」をテーマにしたものを探していて、出会いました。 「ふと感じる寂…

子どもの心のコーチング

私には子どもはいませんが、仕事を通じて、間接的に子育てに関わらせて頂いているな、と感じています。 お子さんをお持ちのクライアントさんは、男性であれ女性であれ、年齢・職業を問わず、ほぼ皆様、一度はお子さんとの関わり方をコーチング・セッションの…

今日も嫁を口説こうか

最近、読書のタガが外れ気味。 面白そうかもと思うと、つい手を出してしまう。 コロナ禍で遊ぶ機会が減っているせいかもしれません。 お笑い芸人・アルコ&ピースの平子さんの本。 話が面白いから、きっと本も面白いんじゃないかと。タイトルからして既に。 …

最強の女 ニーチェ、サン=テグジュぺリ、ダリ・・・天才たちを虜にした5人の女神(ミューズ)

面白すぎました。 先日、bunkamuraで開催されていたマン・レイ展に行った際、館内のミュージアム・ショップで出会った本です。 「最強の女 ニーチェ、サン=テグジュぺリ、ダリ・・・天才たちを虜にした5人の女神(ミューズ)」(鹿島茂 氏 著、祥伝社、2017年1…

自分の中に毒を持て

何でまだ読んでいなかったんだろう、と思うような出会い。 自分にとってのバイブルに1冊追加です。 自分の中に毒を持て<新装版>(岡本太郎氏 著、2017年12月初版、青春出版社、1993年に出版された文庫の新装版) 冒頭から飛び込んでくるこの文章。 この始ま…

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

先日、旅先の空港の本屋さんに立ち寄って出会った本です。 ちょうどHSP(Highly Sensitive Person、とても敏感な人)についてちゃんと知りたいなと思っていたところだったので、少し立ち読みして購入し、帰りの機内で読み切りました。 「気がつきすぎて疲れ…

「ふつうの家族」にさようなら

よく行く本屋さんをパトロールしていて出会った本。 かなり面白かったです。 家族って何? 親子って何? 父親と母親って何で決まるの? ということについて、新しい視点をもらったり、改めて考えさせられたりしました。 家族法を専門とする女性弁護士の視点…

コタキ兄弟と四苦八苦

読書録、時々ドラマ観賞録。 緊急事態宣言でどこもかしこも閉まっているGW、ドラマや映画のニーズも高いのでは。 最近見た中でオススメのドラマです。めちゃくちゃ面白かった。 「コタキ兄弟と四苦八苦」(主演:古舘寛治, 滝藤賢一, 芳根京子、テレビ東京オ…

向田邦子の恋文

あけましておめでとうございます。 本年も、心の向くまま、導かれるまま、読んで、書いて、いきたいと思います。 さて、年末年始、実家に帰りましたら、「無名仮名人名簿」の読書録を読んだ母が、こちらの本を図書館から借りてきてくれていたので、この休み…

コーチング・バイブル 第4版 人の潜在力を引き出す協働的コミュニケーション

㊗️ ここみち読書録、100記事目! いつもお読み頂きありがとうございます。 記念すべき100記事目は、やはりこちらの本に捧げます。 第3版やマンガ版は過去にも紹介しましたが、7月に第4版が出ました。 今やコーチングはいろいろな流派が存在しますが、その草…

僕らは奇跡でできている

読書録、ときどき鑑賞録。 このブログ初めての、TVドラマ鑑賞録です。 「僕らは奇跡でできている」(2018年10月-12月、関西テレビ制作・フジテレビ系、脚本:橋部敦子) 春くらいにAmazonのPrime Videoで見ました。 テレビドラマを日頃追っていないのですが…

WORK SHIFT ワーク・シフト 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025>

2012年8月に書かれた、2025年の未来予想図です。 私が読んだのは、確か2013年か2014年。興奮しながら読んだことを覚えています。 キャリア観にものすごく影響を受けました。 当時、なんとなく感じていた社会の進む方向や、ぼんやりと描き始めた自分のキャリ…

LOVE IS LETTING GO OF FEAR

時々、夜寝る前に、美しい英語を音読してから眠りたいと思うことがあります。 そんなときによく手に取る本がこちら。 Love Is Letting Go of Fear, Third Edition(Gerald G. Jampolsky, MD著、1st Editionの初版は1979年) どんな言葉を使うかは、大事だと…

バベルの学校

お題「#おうち時間」に相応しい時間の過ごし方。 このブログでも何度か触れているNAGATACHO GRIDの映画上映会。 緊急事態宣言が出てからの対応も早く、この時期、オンライン上映会を企画してくださっています。 本日は、以前から見たいと思っていて見逃して…

探すのをやめたとき愛は見つかる 人生を美しく変える四つの質問

だいぶ前、水島広子先生の本を読み漁っていた時に、たまたま立ち寄った古本屋さんで見つけて買った本です。こういうのを「引き寄せる」というんだなぁと、当時思いました。 「探すのをやめたとき愛は見つかる―人生を美しく変える四つの質問」(バイロン・ケ…

ザ・メンタルモデル

コーチ仲間界隈でお名前を知らない人はいないのではないかと思う、由佐 美加子さん(みいちゃん)の本。 周囲では昨年の出版後すぐから絶賛されていて、そこから一波、二波、遅れて読みました。 「ザ・メンタルモデル 痛みの分離から統合へ向かう人の進化の…

スティーブ・ジョブズ I・II (2)天才の生まれるところ

スティーブ・ジョブズ I・IIの読書録、続きです。 前半(1)は、ジョブズの仕事スタイルを中心に感じたことを書きました。 後半は、ジョブズの人となりや、奇才はどんなところに現れるのかというところに焦点を移したいと思います。 テクノロジーとリベラル…

スティーブ・ジョブズ I・II (1)ジョブズの仕事スタイル

こんなに面白いなら、もっと早く読めばよかったです! 「スティーブ・ジョブズ I・II」(ウォルター・アイザックソン氏著、井口耕二氏訳、講談社、2012年11月初版) 今更ながらに読みました。既にティム・クックの本も既に出ているというのに。 ジョブズとい…

なまけ者のさとり方

ずいぶん前、人間関係でとても傷ついたときにこの本に出会って助けられました。 当時は、この手の精神世界への理解度はおそろしく低かったですが、それでも、この本は響きました。 久しぶりに手に取ってみたら、本当にいい本でした。 今改めて読んでみると、…