ここみち読書録

プロコーチ・けいこの、心の向くまま・導かれるまま出会った本の読書録。

人物

自分の中に孤独を抱け

先月、ようやく念願の「太陽の塔」を見に行くことができまして、そこに向かう電車の中で読みました。 「自分の中に孤独を抱け」(岡本太郎 著、平野暁臣 編、2017年4月初版、青春文庫) 「自分の中に毒を持て」、「自分の運命に楯を突け」に続くシリーズ第3…

NHK「100分de名著」パスカル パンセ

昨日紹介した「『パンセ』で極める人間学」よりも、もっと手軽にパスカルとパンセのことを知ることができる1冊。 「NHK「100分de名著」ブックス パスカル パンセ (鹿島茂、2013年3月初版、NHK出版) NHKでの放送は2012年6月。NHKオンデマンドで見る…

カトリーヌ・ドヌーヴの言葉

映画に詳しくない私は、カトリーヌ・ドヌーヴがどのような人なのかも全く知らず、ただ、表紙の顔が美しすぎて吸い込まれてしまい、 そして、山口路子さんの「読むことで美しくなる本」シリーズに絶対的な信頼を置いているので、絶対ハズレはないと思って読み…

ピカソの言葉 勝つためでなく、負けないために闘う

大好きな、山口路子さんの著名人の言葉シリーズ。 「ピカソの言葉~勝つためでなく、負けないために闘う」(山口路子 著、2023年4月初版、だいわ文庫) いつもは「読むだけで美しくなる言葉」シリーズで女性を取り上げていらっしゃるのに、珍しいなと思って…

音楽は自由にする

面白かったです。とっても。 人生を綴った本に対する感想として適切な表現なのかどうかはわかりませんが。 学生の頃にこういう本を読んでいたかった。 「音楽は自由にする」(坂本龍一 著、新潮文庫、2023年5月初版(2009年に新潮社より刊行された本の文庫版…

コシノジュンコ 56の大丈夫

生き方・在り方が大好きなデザイナー、コシノジュンコさんの著書。 「コシノジュンコ 56の大丈夫: 失敗も逆境も力に変える、パワフルウーマン語録」(コシノジュンコ 著、2021年2月初版、世界文化社) コロナ禍真っ最中に書かれた本。 コシノジュンコさんの…

ナインティナインの上京物語

「ここみち書店」でポッドキャスト配信をしている人の本を集めてみよう...、と探していて、出会った1冊*。 「ナインティナインの上京物語」(黒澤裕美 著、2012年10月初版、大和書房) *ニッポン放送の「ナインティナインのオールナイトニッポン」が、Spotif…

LEAN IN(リーン・イン)女性、仕事、リーダーへの意欲

すべての女性におすすめしたい本。 そして、その女性たちの周りにいる男性たちにも読んでほしい本。 「LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲」(シェリル・サンドバーグ 著、日経新聞出版、2013年初版) 初版から10年。今が読みドキ。 LEAN …

計画と無計画のあいだ

誰かに教えてもらい、タイトルが「まるで私のことみたい」と思ってしばらく前に買っていた本。 約4年前、フリーランスとして独立すると決めただけでも無計画はなはだしいのに、最近それを超える無謀さで本屋を始めた今が、ちょうど読み時だった気がします。 …

運命はこうして変えなさい 賢女の極意120

林真理子さんが週刊文春で34年間やってこられた連載エッセイから120の言葉を選び出してまとめた文庫本。 女、恋愛・結婚、男、生きること、家庭、仕事、食べること、オシャレについての8項目について、林真理子先生節が全開。 「運命はこうして変えなさい …

ドキドキしちゃう 岡本太郎の"書"

ポッドキャスト「独立後のリアル」の相方・はっしーが、大阪万博記念公園の「太陽の塔」に行ったお土産にくれた本です。 私が岡本太郎さんファンだと思い出して買ってきてくれました。 「ドキドキしちゃう - 岡本太郎の"書”」(2010年2月 初版、平野暁臣(岡…

ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙

初版が出た1995年から、ずっと本棚に置かれっぱなしの本。 多分親が買ってきてくれたのだと思います。 当時、少し読みかけたけれども、あまり入り込めずにそのまま本棚入り。 8月末、コロナに罹って10日間の療養となった際、27年ぶりに手が伸びました。 670…

蜷川実花展「瞬く光の庭」

読書録、ときどき、鑑賞録。 先日、蜷川実花さんの写真展「瞬く光の庭」@東京都庭園美術館(目黒)に行ってきました。 いい意味で予想を裏切られました。 蜷川実花さんといえば、これまでしっかり作品を見たことはないのですが、勝手に、かなり強烈な色彩と…

水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 〜お化けたちはこうして生まれた〜

読書録、ときどき、鑑賞録。 行ってきました。 水木しげるさん生誕100周年記念の展示会(ご本人は、2015年に93歳で亡くなられています) @ 六本木ヒルズ 東京シティビュー 水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 〜お化けたちはこうして生まれた〜 怖いものは、大変苦…

近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本

たいへん面白かったです。 近江八幡のたねや創業家10代目の方の本。 和菓子の「たねや」、洋菓子の「CLUB HARIE」の社長、と言った方が話がはやいかもしれない。 「近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本」(山本昌仁 著、講談社現代新書、2018年8月初…

神田村通信

この週末は、仏文学者・鹿島茂さんによるガイドでの神保町街歩きツアーに参加してきました。 Passage(パサージュ)という、鹿島茂さんがプロデュースされている新しい本屋さんのクラウドファンディングに参加した返礼の企画です。 大好きな街を、尊敬する先…

佐久間宣行のずるい仕事術 -僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた

まんまとマーケティングの術中にはまっているとわかりながらも、最近、佐久間宣行さんのお名前や本書のタイトルをいろんなところでよく見かけるので、買ってしまいました。こういうところもずるい。笑。 「佐久間宣行のずるい仕事術――僕はこうして会社で消耗…

働く女子と罪悪感 「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる

先日、フィガロ・ジャポンさんのオンライン・イベントにて一緒に鼎談させて頂いた浜田敬子さんのご著書。 初めてお会いするのに先立ち、本を読ませて頂きました。 男性の方にも読んでもらいたいけど、まずは、特に、日本の大企業で頑張って働いている/働い…

私の履歴書 コシノ ジュンコさん(日本経済新聞 2019年8月)

先日、マツコ会議にコシノ・ジュンコさんが出演されていて、大好きなお二人による贅沢すぎる対談を楽しみました。 で、以前、母が私のために切り取っておいてくれたジュンコさんの「私の履歴書」の連載を、引っ張り出して読み直してみました。 2019年8月の連…

90歳セツの新聞ちぎり絵

何がきっかけで見つけたかわかりませんが、いつからか、ツイッターで木村セツさんの新聞ちぎり絵をフォローしています。ちぎり絵展を開催中というツイートが流れてきて、それは行かなくちゃ!と急遽行ってきました。場所は表参道の山陽堂書店さん。そして出…

福翁自伝

今年、一番読んでよかった本です。 「福翁自伝」(福澤諭吉 氏 著、富田正文 氏 校注) 福澤諭吉先生、66歳の時に著した自伝。その2年後の1901年没。享年68歳。 慶應義塾大学の新入生には、もれなく、入学記念として福翁自伝が贈られます。 私もその一人。 …

私の履歴書 山本耀司さん(日経新聞2021年9月)

先月の「私の履歴書」、ファッションデザイナーの山本耀司(ヨウジヤマモト)さんお話、面白かったです。 人生をご本人の言葉で聴ける(読める)のは、単に略歴を知るのとは全然違う刺激を頂きます。 世の中をぶち壊していく。 それをリアルに体現してらっし…

横尾忠則対談集 芸術ウソつかない

今、東京都現代美術館で横尾忠則さんの展覧会(GENKYO横尾忠則)をやっているんだよねと思い、10年ぶりぐらいに再読。 人から借りた本がそのまま自分の本棚に収まってしまうという、よくある(?)例。(なので私も、人に本を貸す時はそのまま返ってこないか…

ニーチェ 運命を味方にする力 「ツァラトゥストラかく語りき」を読む

難解そうだと思って、いつかいつかと思いながら、手が出せない本が沢山あります。 ニーチェの「ツァラトゥストラ」もその1冊。 先日読んだ「最強の女」にニーチェとフロイト、リルケを虜にしたルー・ザロメという女性が登場していて、ニーチェの人物像も感…

今日も嫁を口説こうか

最近、読書のタガが外れ気味。 面白そうかもと思うと、つい手を出してしまう。 コロナ禍で遊ぶ機会が減っているせいかもしれません。 お笑い芸人・アルコ&ピースの平子さんの本。 話が面白いから、きっと本も面白いんじゃないかと。タイトルからして既に。 …

最強の女 ニーチェ、サン=テグジュぺリ、ダリ・・・天才たちを虜にした5人の女神(ミューズ)

面白すぎました。 先日、bunkamuraで開催されていたマン・レイ展に行った際、館内のミュージアム・ショップで出会った本です。 「最強の女 ニーチェ、サン=テグジュぺリ、ダリ・・・天才たちを虜にした5人の女神(ミューズ)」(鹿島茂 氏 著、祥伝社、2017年1…

自分の中に毒を持て

何でまだ読んでいなかったんだろう、と思うような出会い。 自分にとってのバイブルに1冊追加です。 自分の中に毒を持て<新装版>(岡本太郎氏 著、2017年12月初版、青春出版社、1993年に出版された文庫の新装版) 冒頭から飛び込んでくるこの文章。 この始ま…

1兆ドルコーチ ―シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え

コーチを職業としている身なら読まないと、という気持ちで、翻訳版出版直後に即購入したままになっていました。ようやく今年になってから読みました。今更感が半端ないですが、せっかく読んだので、投稿しておきます。 スティーブ・ジョブズ、エリック・シュ…

反省記― ビル・ゲイツとともに成功をつかんだ僕が、ビジネスの“地獄”で学んだこと

しばらくぶりの投稿です。 ここのところ忙しかったので、息抜きに軽い気持ちで読めるものを読んでいました。 父から回ってきた本。面白かったです。 「反省記―― ビル・ゲイツとともに成功をつかんだ僕が、ビジネスの“地獄”で学んだこと」(西 和彦 氏 著、ダ…

向田邦子の恋文

あけましておめでとうございます。 本年も、心の向くまま、導かれるまま、読んで、書いて、いきたいと思います。 さて、年末年始、実家に帰りましたら、「無名仮名人名簿」の読書録を読んだ母が、こちらの本を図書館から借りてきてくれていたので、この休み…