ここみち読書録

プロコーチ・けいこの、心の向くまま・導かれるまま出会った本の読書録。

人物

蜷川実花展「瞬く光の庭」

読書録、ときどき、鑑賞録。 先日、蜷川実花さんの写真展「瞬く光の庭」@東京都庭園美術館(目黒)に行ってきました。 いい意味で予想を裏切られました。 蜷川実花さんといえば、これまでしっかり作品を見たことはないのですが、勝手に、かなり強烈な色彩と…

水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 〜お化けたちはこうして生まれた〜

読書録、ときどき、鑑賞録。 行ってきました。 水木しげるさん生誕100周年記念の展示会(ご本人は、2015年に93歳で亡くなられています) @ 六本木ヒルズ 東京シティビュー 水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 〜お化けたちはこうして生まれた〜 怖いものは、大変苦…

近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本

たいへん面白かったです。 近江八幡のたねや創業家10代目の方の本。 和菓子の「たねや」、洋菓子の「CLUB HARIE」の社長、と言った方が話がはやいかもしれない。 「近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本」(山本昌仁 著、講談社現代新書、2018年8月初…

神田村通信

この週末は、仏文学者・鹿島茂さんによるガイドでの神保町街歩きツアーに参加してきました。 Passage(パサージュ)という、鹿島茂さんがプロデュースされている新しい本屋さんのクラウドファンディングに参加した返礼の企画です。 大好きな街を、尊敬する先…

佐久間宣行のずるい仕事術 -僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた

まんまとマーケティングの術中にはまっているとわかりながらも、最近、佐久間宣行さんのお名前や本書のタイトルをいろんなところでよく見かけるので、買ってしまいました。こういうところもずるい。笑。 「佐久間宣行のずるい仕事術――僕はこうして会社で消耗…

働く女子と罪悪感 「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる

先日、フィガロ・ジャポンさんのオンライン・イベントにて一緒に鼎談させて頂いた浜田敬子さんのご著書。 初めてお会いするのに先立ち、本を読ませて頂きました。 男性の方にも読んでもらいたいけど、まずは、特に、日本の大企業で頑張って働いている/働い…

私の履歴書 コシノ ジュンコさん(日本経済新聞 2019年8月)

先日、マツコ会議にコシノ・ジュンコさんが出演されていて、大好きなお二人による贅沢すぎる対談を楽しみました。 で、以前、母が私のために切り取っておいてくれたジュンコさんの「私の履歴書」の連載を、引っ張り出して読み直してみました。 2019年8月の連…

90歳セツの新聞ちぎり絵

何がきっかけで見つけたかわかりませんが、いつからか、ツイッターで木村セツさんの新聞ちぎり絵をフォローしています。ちぎり絵展を開催中というツイートが流れてきて、それは行かなくちゃ!と急遽行ってきました。場所は表参道の山陽堂書店さん。そして出…

福翁自伝

今年、一番読んでよかった本です。 「福翁自伝」(福澤諭吉 氏 著、富田正文 氏 校注) 福澤諭吉先生、66歳の時に著した自伝。その2年後の1901年没。享年68歳。 慶應義塾大学の新入生には、もれなく、入学記念として福翁自伝が贈られます。 私もその一人。 …

私の履歴書 山本耀司さん(日経新聞2021年9月)

先月の「私の履歴書」、ファッションデザイナーの山本耀司(ヨウジヤマモト)さんお話、面白かったです。 人生をご本人の言葉で聴ける(読める)のは、単に略歴を知るのとは全然違う刺激を頂きます。 世の中をぶち壊していく。 それをリアルに体現してらっし…

横尾忠則対談集 芸術ウソつかない

今、東京都現代美術館で横尾忠則さんの展覧会(GENKYO横尾忠則)をやっているんだよねと思い、10年ぶりぐらいに再読。 人から借りた本がそのまま自分の本棚に収まってしまうという、よくある(?)例。(なので私も、人に本を貸す時はそのまま返ってこないか…

ニーチェ 運命を味方にする力 「ツァラトゥストラかく語りき」を読む

難解そうだと思って、いつかいつかと思いながら、手が出せない本が沢山あります。 ニーチェの「ツァラトゥストラ」もその1冊。 先日読んだ「最強の女」にニーチェとフロイト、リルケを虜にしたルー・ザロメという女性が登場していて、ニーチェの人物像も感…

今日も嫁を口説こうか

最近、読書のタガが外れ気味。 面白そうかもと思うと、つい手を出してしまう。 コロナ禍で遊ぶ機会が減っているせいかもしれません。 お笑い芸人・アルコ&ピースの平子さんの本。 話が面白いから、きっと本も面白いんじゃないかと。タイトルからして既に。 …

最強の女 ニーチェ、サン=テグジュぺリ、ダリ・・・天才たちを虜にした5人の女神(ミューズ)

面白すぎました。 先日、bunkamuraで開催されていたマン・レイ展に行った際、館内のミュージアム・ショップで出会った本です。 「最強の女 ニーチェ、サン=テグジュぺリ、ダリ・・・天才たちを虜にした5人の女神(ミューズ)」(鹿島茂 氏 著、祥伝社、2017年1…

自分の中に毒を持て

何でまだ読んでいなかったんだろう、と思うような出会い。 自分にとってのバイブルに1冊追加です。 自分の中に毒を持て<新装版>(岡本太郎氏 著、2017年12月初版、青春出版社、1993年に出版された文庫の新装版) 冒頭から飛び込んでくるこの文章。 この始ま…

1兆ドルコーチ ―シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え

コーチを職業としている身なら読まないと、という気持ちで、翻訳版出版直後に即購入したままになっていました。ようやく今年になってから読みました。今更感が半端ないですが、せっかく読んだので、投稿しておきます。 スティーブ・ジョブズ、エリック・シュ…

反省記― ビル・ゲイツとともに成功をつかんだ僕が、ビジネスの“地獄”で学んだこと

しばらくぶりの投稿です。 ここのところ忙しかったので、息抜きに軽い気持ちで読めるものを読んでいました。 父から回ってきた本。面白かったです。 「反省記―― ビル・ゲイツとともに成功をつかんだ僕が、ビジネスの“地獄”で学んだこと」(西 和彦 氏 著、ダ…

向田邦子の恋文

あけましておめでとうございます。 本年も、心の向くまま、導かれるまま、読んで、書いて、いきたいと思います。 さて、年末年始、実家に帰りましたら、「無名仮名人名簿」の読書録を読んだ母が、こちらの本を図書館から借りてきてくれていたので、この休み…

大塚正富のヒット塾 ゼロを100に

とある仕事の関係で、念の為、読んでおこうかなと思って読みました。 この読書録に掲載するつもりはなかったのですが、見逃せないフレーズに出会ってしまったので、そこをハイライトして自分の備忘としたいと思います。 「ごきぶりホイホイ」生みの親 大塚正…

私の履歴書 寺田千代乃さん(日経新聞 2020年9月)

読書録、ときどき鑑賞録、そして、ついには新聞連載読後録。 なんでも読書録にしてしまう最近です。 日本経済新聞の「私の履歴書」。 2020年9月の寺田千代乃さん(アートコーポレーション(アート引越センター)名誉会長)のお話、とっても面白かったです。 …

AGORA われら地球人

JALが発行しているAGORA(アゴラ)という雑誌がありまして、これが結構好きです。 広角のカットの写真にスペースを感じるのと、世界の街のいろんな情報があったりして。 中でも一番好きなのは、「われら地球人」という連載。 毎回、海外で活躍する日本人が取…

スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル

久々に行った書店で平積みされてて、なんとなく苦手そうな本と思い、あえて買ってみました。 だって、スマホ、大して活用できていない。 苦手領域を勝手に決めたり、妙なプライドがあった頃には手に取らなかったんじゃないかと思うタイトル。 「 スマホ人生…

東京改造計画

ホリエモンこと堀江さんのYouTube投稿(ホリエモンチャンネル)をよく見ていまして、メディアだけではわからない情報や知識を得たり、ズバリと言い切ってくれる内容に共感したりして、楽しませて頂いています。 が、実は本は一冊も読んだことがなかったので…

独学のススメ 頑張らない!「定年後」の学び方10か条

3月3日、ひな祭り。 昨年読んだ本を思い出しました。実家の本棚より拝借しました。 「独学のススメ-頑張らない! 「定年後」の学び方10か条」(若宮正子氏 著、2019年5月初版、中公新書ラクレ) 2017年に81歳でiPhoneアプリ「hinadan」を開発した、世界最高齢…

壁を破る言葉

仲間とのリトリートで宿泊した旅館に置いてあり、対話の合間に読んできました。 「壁を破る言葉」(岡本太郎氏 著、イースト・プレス、2005年4月初版) この方の言葉に、余計な説明など、不要と思います。 まっさらな目をもて!そして目的を捨てろ!(p.14)…

スティーブ・ジョブズ I・II (2)天才の生まれるところ

スティーブ・ジョブズ I・IIの読書録、続きです。 前半(1)は、ジョブズの仕事スタイルを中心に感じたことを書きました。 後半は、ジョブズの人となりや、奇才はどんなところに現れるのかというところに焦点を移したいと思います。 テクノロジーとリベラル…

スティーブ・ジョブズ I・II (1)ジョブズの仕事スタイル

こんなに面白いなら、もっと早く読めばよかったです! 「スティーブ・ジョブズ I・II」(ウォルター・アイザックソン氏著、井口耕二氏訳、講談社、2012年11月初版) 今更ながらに読みました。既にティム・クックの本も既に出ているというのに。 ジョブズとい…

恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方

ミーハーが過ぎるでしょうか。 電撃結婚発表のニュースを見て、つい、そのままアマゾンで名前を検索したら本書が出てきたので、思わず買ってしまいました。 「恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方」(滝川クリステル氏 著、2011年4月初版、講談社) …

夜中の電話 父・井上ひさし 最後の言葉

諸事情あり、最近よく家族会議をしています。そんな中で母が「すぐに読んでほしい」と言った本。 井上ひさしさんが癌の告知を受けた後、ご自身がつくった劇団・こまつ座の引き継ぎ手として任命した三女・井上麻矢さんに対して、毎晩のように電話をかけて話し…

ココ・シャネルの言葉

とても好きな、山口路子さんの「読むことで美しくなる本」シリーズ。 選び出された言葉から、ガブリエル・シャネル(愛称:ココ・シャネル)の人物像が浮かび上がります。 シャネルについて、単なる高いブランドと思っていたら、ココ・シャネルという人物の…