よりよく生きる
夏の滞在先に置いてあった「死の壁」を読んで、とてもよく、「あ、やっぱりこれも読まないとな」と思い、養老さんの壁シリーズの最初の本に戻ってきました。 いつかは読もうと思いながら、機会を逃していた一冊。 「バカの壁」(養老孟司 著、2003年4月初版…
この初夏くらいから、尹雄大(ゆん・うんで)さんの本にハマっています。 困るのは、かなり食いついて読むのに、最後の方は、読み終わりたくなくて、すごくゆっくりになってしまうこと。 さらには、一冊一冊、感じることや考えさせられることが多くて、まと…
6月、下北沢の本屋B&Bで、稲垣えみ子さんと浜田敬子さんの対談があるというので、そのオンライン配信に申し込みまして、合わせて買った稲垣さんの最新著書。 「家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択」(稲垣えみ子 著、マガジンハウス、2023年6…
活字中毒の私は、ちょっとした空き時間も、何か読めるものを欲してしまいます。 そういう時にぴったりな類の本。 「ハマトンの知的生活のすすめ エッセンシャル版」(P.G.ハマトン 著、三輪裕範 編訳、2022年8月初版、ディスカバー・トゥエンティワン) 英国…
超ロングセラー。 宮崎駿監督の映画「君たちはどう生きるか」を観てきたら興味が湧いて、読んでみました。 ちなみに、映画のストーリーと、本書のストーリーは全く異なります。 「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎 著、岩波文庫) 感想をただ一言で言えば…
先日滞在した穂高養生園に置いてあり、久しぶりに読みました。 「葉っぱのフレディ―いのちの旅」(レオ・パスカーリア 作、1998年、童話屋) (原題:The Fall of Freddie the Leaf:A Story of Life for All Ages, Leo Buscaglia, 1982年) 「いのち」につ…
昔から大好きな1冊。読書録に追加したくて、再読しました。 「窓ぎわのトットちゃん」(黒柳徹子 著、1981年3月初版、講談社) トットちゃんは、黒柳徹子さんご自身。黒柳さんが47歳頃の著作。 いわさきちひろさんの絵もぴったりはまって、愛らしく、あたた…
タイトルと表紙の絵に惹かれて買いました。 「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」(クルベウ 著、藤田麗子 訳、福田利之 絵、ダイヤモンド社、2021年4月初版) 著者は、韓国の人気作家さんとのこと。 日本も韓国も、良くも悪くもとても頑張ってしまう社…
ポッドキャスト「独立後のリアル」の相方・はっしーが、大阪万博記念公園の「太陽の塔」に行ったお土産にくれた本です。 私が岡本太郎さんファンだと思い出して買ってきてくれました。 「ドキドキしちゃう - 岡本太郎の"書”」(2010年2月 初版、平野暁臣(岡…
神保町の共同書店 PASSAGE に ここみち書店を開店して約3ヶ月が経ちました。 いろいろと新しい経験をしています。 さて、この PASSAGE、3階の PASSAGE bis! にパリの隠れ家のようなカフェスペースがあります。 PASSAGE の方々も、ここを棚主がサロン的に使え…
先日、カフェに置いてあった本書の表紙に惹かれて、Amazonで取り寄せたら、表紙が違ったという落ち。。。 表紙は何種類もあるようです。 オンラインで買われる方は、何が届くかお楽しみ。 「幸せについて」(谷川俊太郎 著、ナナロク社、 2018年12月初版) …
Audibleで聴きました。 「心理的安全性のつくりかた 「心理的柔軟性」が困難を乗り越えるチームに変える」(石井遼介 著、2020年9月初版、日本能率協会マネジメントセンター) 体験も大事、知識も大事 職業としているコーチングでは、クライアントのお話を伺…
京大のファン、山極教授のファン、表紙が可愛い、ということで、目次も読まずにジャケ買いした本。 「ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」」(山極寿一 著、2018年4月初版、毎日新聞出版) 山極教授を最初に知ったのは、もうだいぶ前の何かの雑誌…
手放す前にもう一度読んでおこうと読み始めたらみたら、なんだか、とても良いお話でした。 以前の私では気づけていないことが沢山あったみたいです。 「リトル ターン」(原題:Litter Tern、Brooke Newman著、五木寛之 訳、Lisa Dirkes絵、集英社、2001年11…
突然ですが、この度、神保町にて本屋さんを始めることになりました。 「PASSAGE」というすずらん通りに面した共同書店の3階に新しくできた支店「PASSAGE bis!」にて、一棚の棚主になりました。 まさか、今世で自分が本屋をやるだなんて、想像もしていません…
タイトルが魅力的すぎる本。 こんなフレーズから始まります。 私は「脳はバカ、腸はかしこい」と心から思っています。そして、腸を可愛がれば頭がよくなると確信しています。(p.1) 「脳はバカ、腸はかしこい: 腸を鍛えたら、脳がよくなった」(藤田紘一郎 …
読書録、ときどき、映画鑑賞録。 ほぼ毎週聴いてるラジオ番組・ラジド(ラジオ・ドーナツ@J-WAVE)で紹介されていて、行ってきました。 トム・ハンクス主演のヒューマンドラマ。 映画は、こういう、あったかくてほろっとするのが好きです。 これからの社会の…
パーソナルトレーナーさんが貸してくれた本で、昨年読みました。 サナダムシ(寄生虫)を腸の中に飼っていたという東京医科歯科大学名誉教授の著書。 高校時代の保健の授業で、サナダムシに寄生されるとそれはそれは恐ろしいことになると教わった記憶が鮮明…
更新する余裕がないまま年の瀬に! このまま年は越したくないいと思い、せめて今年読んだ本の中から1冊分更新。 「マンガでわかる 食べてうつぬけ 鉄欠乏女子救出ガイド」(精神科医 奥平智之 著、マンガ いしいまき、主婦の友社、2019年4月初版) すべての…
ANA機内誌「翼の王国」に2009年〜2014年に連載された「人との魚の不思議な関係」全67作品を収録した本。 「人と魚の不思議な関係」(ボルメランジェ・エチアン 著・画、小林朱美子 訳、文芸社、2022年8月初版) エチアンさんは、INSEADの先輩・小林朱美子さ…
初版が出た1995年から、ずっと本棚に置かれっぱなしの本。 多分親が買ってきてくれたのだと思います。 当時、少し読みかけたけれども、あまり入り込めずにそのまま本棚入り。 8月末、コロナに罹って10日間の療養となった際、27年ぶりに手が伸びました。 670…
かれこれ約2年半、ポッドキャスト「独立後のリアル」を毎週配信しています。 これからの時代を面白く生きるヒントなども織り込みながらの、相方はっしーとの雑談ですが、話していけばいくほど、何につけ「結局はセンスなんじゃないか?」という気がしてきて…
読書録、ときどき、鑑賞録。 行ってきました。 水木しげるさん生誕100周年記念の展示会(ご本人は、2015年に93歳で亡くなられています) @ 六本木ヒルズ 東京シティビュー 水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 〜お化けたちはこうして生まれた〜 怖いものは、大変苦…
一つ前の記事でご紹介した「こどもの視展」の中で置いてあった本です。 「もいもい (あかちゃん学絵本) 0~2歳児向け 絵本」(市原淳 著、開 一夫 監修、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2017年7月初版) 東京大学あかちゃんラボ(開 一夫教授)発 「あか…
読書録、時々、展示鑑賞録。 青山一丁目は伊藤忠商事のあたりを歩いていたら、目に入ってきた企画展。 気になって覗いてみましたら、とっても面白かったです。 パパ・ママにオススメ!!! こどもの視展@ITOCHU SDGs STUDIO www.itochu.co.jp 主催:ITOCHU S…
既に友人知人に紹介し続けてきた本。けっこう売上に貢献していると思います。笑。 とはいえ、ここみち読書録はまだでした。というのも、私も、実は、必要な時に必要な場所をかじり読むばかりで、通読はしていなかったので。。。 今回改めて、最初から最後ま…
先日、フィガロ・ジャポンさんのオンライン・イベントにて一緒に鼎談させて頂いた浜田敬子さんのご著書。 初めてお会いするのに先立ち、本を読ませて頂きました。 男性の方にも読んでもらいたいけど、まずは、特に、日本の大企業で頑張って働いている/働い…
先日、マツコ会議にコシノ・ジュンコさんが出演されていて、大好きなお二人による贅沢すぎる対談を楽しみました。 で、以前、母が私のために切り取っておいてくれたジュンコさんの「私の履歴書」の連載を、引っ張り出して読み直してみました。 2019年8月の連…
何がきっかけで見つけたかわかりませんが、いつからか、ツイッターで木村セツさんの新聞ちぎり絵をフォローしています。ちぎり絵展を開催中というツイートが流れてきて、それは行かなくちゃ!と急遽行ってきました。場所は表参道の山陽堂書店さん。そして出…
今年初め、念願のダイアログ・イン・ザ・ダーク(Dialogue in the Dark, DID)に行ってきました。 この本は、その時に頂いてきたもので、ドイツで始まったDIDを日本に持ってきて展開を始めた志村真介さんのご著書です。 DID自体、素晴らしい体験だったのです…