ここみち読書録

プロコーチ・けいこの、心の向くまま・導かれるまま出会った本の読書録。

2017-01-01から1年間の記事一覧

ライフ・レッスン

何度読んでも、あまりの真実の言葉に、背筋がぞくぞくする本です。 毎度、響く箇所が違うのは、きっと、人生のその時に学んでいるレッスンが違うから。 あるいは、以前の自分よりもちょっと成長して、書かれていることが実感を伴って腑に落ちるようになって…

LIFE SHIFT(ライフシフト)

ブームに一足もふた足も遅れて読みました。こういうベストセラーについて書くのはちょっと勇気がいります。 LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略(リンダ・グラットン氏、アンドリュー・スコット氏著) 正直なところ、読んだとき…

人生をいじくり回してはいけない

久しぶりの更新です。書きたいことは溜まる一方。 こんな本から徐々にペースを取り戻していきたいと思います。 人生をいじくり回してはいけない (水木しげる著) たまたまの通りがかりに、タイトルに惹かれて手に取りました。 ゲゲゲの鬼太郎のファンかと言…

「できる人」が会社を滅ぼす

うなずきすぎて、首が痛いです。付箋貼りすぎて、付箋の意味がありません。 中間管理職必読の書。 経営者・経営陣の方々も、会社に潜む危険に気づくためにおすすめします。間違ってもこのような人たちを後継者・後任とはなさいませんように。 「「できる人」が…

幸福の経済学 The Economics of Happiness

年度末から仕事に遊びに趣味にと、慌ただしく過ごしていたら、あっという間にGWも終わり。前回の記事から2ヶ月も空いてしまいました。本は読めども、書く方が追いつかない。取り上げたい本がたまりつつも、映画の記憶が飛ばないうちに今回も観賞録です。 私…

息の跡 trace of breath

読書録、ときどき鑑賞録。 本日は映画「息の跡」の鑑賞録。 東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市で、種苗屋を営む佐藤貞一さんについて記録したドキュメンタリーです。監督・撮影・編集:小森はるかさん。 もともと映画館に通う習慣はない私。昨年の春、…

キャリア・アンカー 自分のほんとうの価値を発見しよう

キャリア論の大家、MIT(Massachusetts Institute of Technology)スローン経営大学院のエドガー・シャイン教授が考案したキャリア診断ツール「キャリア・アンカー」を自分でできるワークブックです。 和訳は、シャイン教授に直接師事されたという、神戸大学…

野心のすすめ

刊行されたときに読みたいと思ったものの、手に取る機会なく今に至り、最近ふとそのことを思い出して読みました。 野心のすすめ(林 真理子著、講談社現代新書、2013年発行) 「野心が足りない」(第1章) 「いま、「低め安定」の人々がいくらなんでも多すぎ…

コーランを知っていますか

いや、知らない。 中東や北アフリカ、インドネシアのイスラム教徒(ムスリム)の方々とも仕事するのに、コーラン(クルアーン)について全く知らない、、、と思い、読みました。 コーランを知っていますか (阿刀田 高氏 著)。もともと平成15年(2003年)に…

大人に刺さる園児の名言

先週、昼休みに「異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養」を買いに大型の本屋に行きました。 1年半前の本だけど、人気の本だし、最近講演会で来日もしていたし、1階に平積みされているだろうと思ったらそうでもなく、うろうろ…

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

正直に言って、ハウツー本はあまり好きではありません。 また、このブログを訪問してくださる方々ならば既にお気づきのとおり、(もともと左脳系である反動なのか)最近は感情、直感など、スキルとは対極にあるようなものを重視する傾向にあります。 ですが…

人生フルーツ Life is Fruity

読書録、、、ですが、ときどき鑑賞録が混じります。 親から「是非見てくるといい」と紹介されて、「人生フルーツ」という映画を見てきました。 テレビ、ラジオやCasa Brutusなどでも紹介されたりしているせいでしょうか、ポレポレ東中野という100席弱の小さ…

モモ

2017年になりました。 今年もよろしくお願いいたします。 相変わらずここみち(心の向くまま導かれるまま)で読みますので、毎度脈絡ないですが、新年1冊目は「モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語」(ミヒャエル・…