素晴らしい絵本です。 昨年、穂高養生園の本棚で出会いました。 すべての人に読んでほしい。 特に、土地や地域の開発に関わる人、不動産業界の人、建築業界の人、行政に携わる人、そこに投資する人たちなど、土地や空間に関わる仕事をする人には、ぜひとも読…
いつもインスタでリールを楽しませてもらっている「LanCul(ランカル)英会話」の初の著書。 「アメリカ3年目 話す英語が変わりすぎた。」(LanCul英会話 著、KADOKAWA、2023年10月初版) 「LanCul英会話」は、東京や大阪でネイティブと雑談や英会話ができる…
人にはそれぞれ、理由はわからないけど、とにかく惹きつけられるもの、というのがあります。 私にとって、この本は間違いなくその1冊。 「ふたりはともだち」(アーノルド・ローベル 作、三木卓 訳、文化出版局、1972年11月初版、原題:Frog and Toad Are F…
よく目にするので気になっていた本。 こんな面白い本だとは知りませんでした。 「夢をかなえるゾウ1」(水野敬也 著、飛鳥新社、単行本は2007年8月刊行、文庫本は2011年5月初版) 自己啓発本は、巷にはあふれかえっており、内容は結局どれも似ていたりして…
久しぶりに読み直しました。 ファンの多い本。 「アルケミスト 夢を旅した少年」(パウロ・コエーリョ 著、山川紘矢・山川亜希子 訳) 何度読んでも不思議な本です。 「全部ちゃんとわかってるのか?」と聞かれたら、正直どう答えていいかわからない。 でも…
面白かったです。とっても。 人生を綴った本に対する感想として適切な表現なのかどうかはわかりませんが。 学生の頃にこういう本を読んでいたかった。 「音楽は自由にする」(坂本龍一 著、新潮文庫、2023年5月初版(2009年に新潮社より刊行された本の文庫版…
著者のカラス愛が止まらない、挿絵のカラスのイラストが愛らしすぎる1冊。 とにかくまぁ面白いから読んでみてください。 興味が湧いた方はもちろん、うるさくて迷惑なカラスを何とかしたい!という方も、どちらも楽しみながらカラスについて知ることができま…
生き方・在り方が大好きなデザイナー、コシノジュンコさんの著書。 「コシノジュンコ 56の大丈夫: 失敗も逆境も力に変える、パワフルウーマン語録」(コシノジュンコ 著、2021年2月初版、世界文化社) コロナ禍真っ最中に書かれた本。 コシノジュンコさんの…
父からおすすめとして回ってきた本です。 「読書会という幸福」(向井和美 著、岩波新書、2022年6月初版) 1987年から30年超にわたり毎月の読書会を続けていらした翻訳家の著者が、読書会の活動について紹介する本です。 まず、その継続の力に恐れ入ります。…
仕事柄、いろんな方々にお会いしますが、その方々も実に多様になってきているので、日々、自分の認識や理解も広げておきたいなと思っています。 ジェンダー関連で何か良い本はないですか?と何人かに聞いていたところ、教えてもらった中の一つがこちらの漫画…
以前にも、この読書録で紹介したことのある「パパラギ」。 その児童書版です。 「パパラギ (児童書版)」(岡崎照男 訳、早川世詩男 、2021年7月初版、学研プラス) もともとの「パパラギ」の内容とメッセージはそのままに、 リメイクされて、生き生きとし…
「ジャケ買い」だった1冊。 タイトルも面白いし、絵も可愛らしい。 読んでみたら、中身も面白かったです。 「生きものたちの「かわいくない」世界 動物行動学で読み解く、進化と性淘汰」(ヴィンチェンツォ・ヴェヌート 著、安野亜矢子 訳、ハーパーコリンズ…
ポッドキャスト番組「ゆる言語学ラジオ」を配信しているおふたりによる著書。 「復刻版 言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ言語沼」(水野 太貴・堀元 見 共著) 「ゆる言語学ラジオ」は、"言語オタク"・水野さんと、聞き手としての自称"…
「ここみち書店」でポッドキャスト配信をしている人の本を集めてみよう...、と探していて、出会った1冊*。 「ナインティナインの上京物語」(黒澤裕美 著、2012年10月初版、大和書房) *ニッポン放送の「ナインティナインのオールナイトニッポン」が、Spotif…
何度読んでも笑ってしまう本。 「会議でスマートに見せる100の方法」(サラ・クーパー 著、ビジネスあるある研究会 訳、早川書房、2016年12月初版 / 原題:100 Tricks to Appear Smart in Meetings, Sarah Cooper) 毎週配信しているポッドキャスト番組「独…
人気ポッドキャスター「ゆとりフリーター」さんの本。 「平成初期生まれは人間関係がしんどい」(ゆとりフリーター 著&イラスト、ワニブックス、2023年4月初版) 本書について ゆとりフリーターさんは、1995年生まれのゆとり世代。 高校卒業後、フリーター…
とっても上映期間の短い映画、けれども、ぜひとも皆さんに見てほしい映画。 ということで、大慌てでブログアップします。 東京では、11月23日(木・祝)まで @ 下北沢 シモキタ エキマエ シネマ K2) 延長されるといいですが。 「Dance with the Issue 電力…
めちゃめちゃ面白いです。 あっという間に読めて、しかも、生きるのがラクになる。 そして、これからの時代にとても必要なことを言ってくれている。 「世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考」(深井龍之介 著、ダイヤモンド社、2022年3月…
オジサマたち、ご一読いただきたい。 私たち女性は、あなた方がポロッと吐く言葉を、にこやかな笑顔と共に笑い流していますが、内心こう感じているんですよ、ということを。 まさか、公の場で「は?」「その一言が余計なんだよ」とは言えない。 いちいち反応…
INSEAD(フランスとシンガポールにキャンパスのあるビジネススクール)の先輩の著書です。 会社員時代に読み、当時、タイトルからして、ぐさっと刺さりました。 「自分の小さな「鳥カゴ」から飛び立ちなさい 京大キャリア教室で教えるこれからの働き方」(河…
すべての女性におすすめしたい本。 そして、その女性たちの周りにいる男性たちにも読んでほしい本。 「LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲」(シェリル・サンドバーグ 著、日経新聞出版、2013年初版) 初版から10年。今が読みドキ。 LEAN …
インパクトのある本でした。 漫画だから、絵の力もあって、さらに伝わってくるのかもしれません。 「男社会がしんどい ~痴漢だとか子育てだとか炎上だとか~」(田房永子 著、竹書房、2020年6月初版) ジェンダーについて知りたいと思い、この分野に詳しく…
養老さんの壁シリーズ。 「死の壁」(養老孟司 著、新潮新書、2004年4月初版) 「バカの壁」よりもこちらの方が好きでした。壁シリーズとの出会いがこちらが先だったせいかもしれません。 死体を人として扱う、という養老さんの考えに触れて、死体をどういう…
大好きな3人組 Kevin's English Room(KER)の本。 全部YouTubeで見ようと思えば見れるのに、応援の気持ちで、本も買ってしまいました。 「その英語、本当にあってる? ネイティブならこう答えます」(Kevin's English Room、KADOKAWA、2021年3月初版) イ…
夏の滞在先に置いてあった「死の壁」を読んで、とてもよく、「あ、やっぱりこれも読まないとな」と思い、養老さんの壁シリーズの最初の本に戻ってきました。 いつかは読もうと思いながら、機会を逃していた一冊。 「バカの壁」(養老孟司 著、2003年4月初版…
この初夏くらいから、尹雄大(ゆん・うんで)さんの本にハマっています。 困るのは、かなり食いついて読むのに、最後の方は、読み終わりたくなくて、すごくゆっくりになってしまうこと。 さらには、一冊一冊、感じることや考えさせられることが多くて、まと…
6月、下北沢の本屋B&Bで、稲垣えみ子さんと浜田敬子さんの対談があるというので、そのオンライン配信に申し込みまして、合わせて買った稲垣さんの最新著書。 「家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択」(稲垣えみ子 著、マガジンハウス、2023年6…
個人事業主が大変なことの一つは、提供する商品とかサービスだけやってればいいわけではなく、請求書発行から領収書発行、確定申告まで、全部自分でやらなくてはいけないこと。もしくは、それをやってくれる人を自分で見つけてこなくてはいけないこと。 もう…
活字中毒の私は、ちょっとした空き時間も、何か読めるものを欲してしまいます。 そういう時にぴったりな類の本。 「ハマトンの知的生活のすすめ エッセンシャル版」(P.G.ハマトン 著、三輪裕範 編訳、2022年8月初版、ディスカバー・トゥエンティワン) 英国…
先日、滞在していた穂高養生園の「木と人カフェ」に置いてあり、読みました。 「翻訳できない世界のことば」(エラ・フランシス・サンダース 作、前田まゆみ 訳、2016年4月諸藩、創元社) (原題「LOST IN TRANSLATION」 Ella Frances Snaders, 2014) 外国…