ここみち読書録

プロコーチ・けいこの、心の向くまま・導かれるまま出会った本の読書録。

幸せについて

先日、カフェに置いてあった本書の表紙に惹かれて、Amazonで取り寄せたら、表紙が違ったという落ち。。。 表紙は何種類もあるようです。 オンラインで買われる方は、何が届くかお楽しみ。 「幸せについて」(谷川俊太郎 著、ナナロク社、 2018年12月初版) …

厄介者のススメ ジョン・ウォーターズの贈る言葉 - MAKE TROUBLE -

タイトルとインパクトのある色に惹かれて買った本。 「厄介者のススメ ジョン・ウォーターズの贈る言葉」(ジョン・ウォーターズ著、エリック・ハンソン 絵、柳下毅一郎 訳、2022年8月初版、フィルムアート社) 原題が好きです。「Make Trouble」 「これまで…

ハリー・ポッターと呪いの子

先日、舞台版ハリー・ポッターを観劇してきました。 1ヶ月強で一気にハリポタ全作を読み上げたのも、この観劇の準備として。 (この読み方は、良い子にはオススメしません。ぜひもっと時間をかけてゆっくり読んでください。) 舞台脚本も出版されているので…

ハリー・ポッターと死の秘宝(第7巻 = 最終巻)

ハリー・ポッター シリーズ最終巻! 「ハリー・ポッターと死の秘宝」(J.K.ローリング 著、松岡祐子 訳、静山社、2008年7月初版) 全巻読了〜! 物語の全容が見えた充足感以上に、達成感の方が大きいかもしれません。 全7巻=単行本全11冊、計5,500ページ以…

ハリー・ポッターと謎のプリンス(第6巻)

ハリー・ポッター シリーズ第6巻。 「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(J.K.ローリング 著、松岡祐子 訳、静山社、2006年5月初版) 読後感は、ただもう、「えーーーーー?!?!?!?!」 そんな・・・・! 次が気になって仕方がない。 読書録を書く時間…

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(第5巻)

ハリー・ポッター シリーズ第5巻。 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(J.K.ローリング 著、松岡佑子 訳、静山社、2004年9月初版) 単行本で上巻661ページ、下巻701ページ。 読む前から、あまりの分厚さに「うっ」となりましたが、読んでいる最中も、正…

心理的安全性の作り方 「心理的柔軟性」が困難を乗り越えるチームに変える

Audibleで聴きました。 「心理的安全性のつくりかた 「心理的柔軟性」が困難を乗り越えるチームに変える」(石井遼介 著、2020年9月初版、日本能率協会マネジメントセンター) 体験も大事、知識も大事 職業としているコーチングでは、クライアントのお話を伺…

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(第4巻)

ハリー・ポッター・シリーズ4巻目。 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(J. K. ローリング著、松岡祐子 訳、静山社、2002年11月初版) ハリーは、ホグワーツ校4年生。 3巻まで読んでくるうちに、もう、物語は夏休みから始まって、7月末にハリーの誕生…

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(第3巻)

ハリー・ポッターシリーズ、第3巻。 アズカバンに収監されていた囚人シリウス・ブラックの脱獄のニュースから始まる物語。 第2巻までに編み込まれていた文脈が徐々につながってくるのも感じられ、より立体的にハリポタの世界観を感じられた1冊。立ち向かう…

ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」

京大のファン、山極教授のファン、表紙が可愛い、ということで、目次も読まずにジャケ買いした本。 「ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」」(山極寿一 著、2018年4月初版、毎日新聞出版) 山極教授を最初に知ったのは、もうだいぶ前の何かの雑誌…

ハリー・ポッターと秘密の部屋(第2巻)

ハリー・ポッターシリーズ、第2巻。 「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(J.K.ローリング作、松岡祐子 訳、2000年9月初版、静山社) この巻は、私には1巻よりは難しかった・・・。 全7巻を貸してくれている友人によれば、ハリーポッターシリーズは、「本→映…

男性中心企業の終焉

昨年、フィガロ・ジャポンさんのオンライン・イベントにて一緒に鼎談させていただいた浜田敬子さんのご著書。 昨年秋に新しく著書を出されたということで入手し、少し前に読みました。 「男性中心企業の終焉」(浜田敬子 氏 著、文春新書、2022年10月初版) …

ハリー・ポッターと賢者の石(第1巻)

今度、ハリー・ポッターのミュージカルを見に行くことになり、事前に本は読んでおいたほうが良いと聞き、そうしたらハリー・ポッターシリーズの大ファンかつ親切な仕事仲間が全巻貸してくれて(しかも単行本で!)、読み始めました。 (彼女によると、ミュー…

リトルターン

手放す前にもう一度読んでおこうと読み始めたらみたら、なんだか、とても良いお話でした。 以前の私では気づけていないことが沢山あったみたいです。 「リトル ターン」(原題:Litter Tern、Brooke Newman著、五木寛之 訳、Lisa Dirkes絵、集英社、2001年11…

神保町で、本屋さんを始めます!

突然ですが、この度、神保町にて本屋さんを始めることになりました。 「PASSAGE」というすずらん通りに面した共同書店の3階に新しくできた支店「PASSAGE bis!」にて、一棚の棚主になりました。 まさか、今世で自分が本屋をやるだなんて、想像もしていません…

脳はバカ、腸はかしこい

タイトルが魅力的すぎる本。 こんなフレーズから始まります。 私は「脳はバカ、腸はかしこい」と心から思っています。そして、腸を可愛がれば頭がよくなると確信しています。(p.1) 「脳はバカ、腸はかしこい: 腸を鍛えたら、脳がよくなった」(藤田紘一郎 …

オットーという男

読書録、ときどき、映画鑑賞録。 ほぼ毎週聴いてるラジオ番組・ラジド(ラジオ・ドーナツ@J-WAVE)で紹介されていて、行ってきました。 トム・ハンクス主演のヒューマンドラマ。 映画は、こういう、あったかくてほろっとするのが好きです。 これからの社会の…

腸内細菌と共に生きる 免疫力を高める腸の中の居候

パーソナルトレーナーさんが貸してくれた本で、昨年読みました。 サナダムシ(寄生虫)を腸の中に飼っていたという東京医科歯科大学名誉教授の著書。 高校時代の保健の授業で、サナダムシに寄生されるとそれはそれは恐ろしいことになると教わった記憶が鮮明…

マンガでわかる 食べてうつぬけ 鉄欠乏女子救出ガイド

更新する余裕がないまま年の瀬に! このまま年は越したくないいと思い、せめて今年読んだ本の中から1冊分更新。 「マンガでわかる 食べてうつぬけ 鉄欠乏女子救出ガイド」(精神科医 奥平智之 著、マンガ いしいまき、主婦の友社、2019年4月初版) すべての…

人と魚の不思議な関係

ANA機内誌「翼の王国」に2009年〜2014年に連載された「人との魚の不思議な関係」全67作品を収録した本。 「人と魚の不思議な関係」(ボルメランジェ・エチアン 著・画、小林朱美子 訳、文芸社、2022年8月初版) エチアンさんは、INSEADの先輩・小林朱美子さ…

ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙

初版が出た1995年から、ずっと本棚に置かれっぱなしの本。 多分親が買ってきてくれたのだと思います。 当時、少し読みかけたけれども、あまり入り込めずにそのまま本棚入り。 8月末、コロナに罹って10日間の療養となった際、27年ぶりに手が伸びました。 670…

セーラー服とエッフェル塔

数ヶ月前ですが、荒俣宏さんと鹿島茂さんの対談「天使はほほえみ、悪魔はささやく/終わりのない古書探しの旅 II」を拝聴してきました。 日比谷図書館で「特別展鹿島茂コレクション2『稀書探訪』の旅 | 」という展示をやっていて、それに関連する対談でした…

エルマーのぼうけん

子どもの頃、大好きだった本。 今も実家の本棚にあり、久しぶりに読んでみました。 「エルマーのぼうけん」(ルース・スタイルス・ガネット 作、ルース・クリスマン・ガネット 絵、渡辺茂男 訳、1963年7月初版、福音館書店、原題:My Father's Dragon) Amaz…

センスは知識からはじまる

かれこれ約2年半、ポッドキャスト「独立後のリアル」を毎週配信しています。 これからの時代を面白く生きるヒントなども織り込みながらの、相方はっしーとの雑談ですが、話していけばいくほど、何につけ「結局はセンスなんじゃないか?」という気がしてきて…

彼女たちの部屋

お仕事で知り合った方からお薦めいただいて読みました。多分、自分の感性だけでは出会わなかった本。感情を揺さぶられる本でした。 「彼女たちの部屋」(レティシア・コロンバニ著、齋藤可津子 訳、早川書房、2020年6月初版) フランス・パリに実在する困窮…

総員玉砕せよ!

先日の水木しげるさんの展示会で見て読みたいなと思った本(漫画)。 「総員玉砕せよ! 新装完全版」(水木しげる 著、講談社文庫、2022年7月初版) 1995年に出たものに、構想ノートなどの写真を掲載した新装版が今年出ています。 妖怪漫画、妖怪絵師として…

蜷川実花展「瞬く光の庭」

読書録、ときどき、鑑賞録。 先日、蜷川実花さんの写真展「瞬く光の庭」@東京都庭園美術館(目黒)に行ってきました。 いい意味で予想を裏切られました。 蜷川実花さんといえば、これまでしっかり作品を見たことはないのですが、勝手に、かなり強烈な色彩と…

水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 〜お化けたちはこうして生まれた〜

読書録、ときどき、鑑賞録。 行ってきました。 水木しげるさん生誕100周年記念の展示会(ご本人は、2015年に93歳で亡くなられています) @ 六本木ヒルズ 東京シティビュー 水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 〜お化けたちはこうして生まれた〜 怖いものは、大変苦…

もいもい

一つ前の記事でご紹介した「こどもの視展」の中で置いてあった本です。 「もいもい (あかちゃん学絵本) 0~2歳児向け 絵本」(市原淳 著、開 一夫 監修、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2017年7月初版) 東京大学あかちゃんラボ(開 一夫教授)発 「あか…

こどもの視展

読書録、時々、展示鑑賞録。 青山一丁目は伊藤忠商事のあたりを歩いていたら、目に入ってきた企画展。 気になって覗いてみましたら、とっても面白かったです。 パパ・ママにオススメ!!! こどもの視展@ITOCHU SDGs STUDIO www.itochu.co.jp 主催:ITOCHU S…