ここみち読書録

プロコーチ・けいこの、心の向くまま・導かれるまま出会った本の読書録。

映画

音楽は自由にする

面白かったです。とっても。 人生を綴った本に対する感想として適切な表現なのかどうかはわかりませんが。 学生の頃にこういう本を読んでいたかった。 「音楽は自由にする」(坂本龍一 著、新潮文庫、2023年5月初版(2009年に新潮社より刊行された本の文庫版…

Dance with the Issue 電力とわたしたちのダイアローグ

とっても上映期間の短い映画、けれども、ぜひとも皆さんに見てほしい映画。 ということで、大慌てでブログアップします。 東京では、11月23日(木・祝)まで @ 下北沢 シモキタ エキマエ シネマ K2) 延長されるといいですが。 「Dance with the Issue 電力…

厄介者のススメ ジョン・ウォーターズの贈る言葉 - MAKE TROUBLE -

タイトルとインパクトのある色に惹かれて買った本。 「厄介者のススメ ジョン・ウォーターズの贈る言葉」(ジョン・ウォーターズ著、エリック・ハンソン 絵、柳下毅一郎 訳、2022年8月初版、フィルムアート社) 原題が好きです。「Make Trouble」 「これまで…

オットーという男

読書録、ときどき、映画鑑賞録。 ほぼ毎週聴いてるラジオ番組・ラジド(ラジオ・ドーナツ@J-WAVE)で紹介されていて、行ってきました。 トム・ハンクス主演のヒューマンドラマ。 映画は、こういう、あったかくてほろっとするのが好きです。 これからの社会の…

彼女たちの部屋

お仕事で知り合った方からお薦めいただいて読みました。多分、自分の感性だけでは出会わなかった本。感情を揺さぶられる本でした。 「彼女たちの部屋」(レティシア・コロンバニ著、齋藤可津子 訳、早川書房、2020年6月初版) フランス・パリに実在する困窮…

鬼滅の刃

コーチングを始めて自分に起きた変化の一つは、映画やドラマ、観劇、読書などの幅が広がったこと。 自分で意図的に広げる時もありますし、クライアントさんがセッション中に出された話題を糸口にクライアントさんの世界を知ってみようと、新しいものに触れる…

SEED シード 生命の糧

先日の投稿に続き、大手町・丸の内・有楽町エリアでSDGs映画祭イベントで見てきた映画。 「SEED シード 生命の糧」(監督:タガート・シーゲル、ジョン・ベッツ 2016年) あまり予備知識なく見てみて、こんなことがわかりました。 私は、種子の世界と、そこ…

0円キッチン

読書録、時々、映画鑑賞録。 3月以来、本当に出歩いていなかったけれども、さすがに限界。 感染予防に気をつけながら、少しずつ社会復帰し始めた最近です。 今週、大手町・丸の内・有楽町エリアでSDGs映画祭イベントをやっていると聞いたので、出かけてきま…

365日のシンプルライフ(TAVARATAIVAS/MY STUFF)

読書録、時々、映画録。 Stay Homeで、Amazon Primeで見ました。 過去の何かの視聴履歴に基づいてAmazonが薦めてくれたものと思いますが、面白かったです。 フィンランド映画:「365日のシンプルライフ」(原題:TAVARATAIVAS、英題:MY STUFF、Petri Luukka…

バベルの学校

お題「#おうち時間」に相応しい時間の過ごし方。 このブログでも何度か触れているNAGATACHO GRIDの映画上映会。 緊急事態宣言が出てからの対応も早く、この時期、オンライン上映会を企画してくださっています。 本日は、以前から見たいと思っていて見逃して…

スティーブ・ジョブズ I・II (2)天才の生まれるところ

スティーブ・ジョブズ I・IIの読書録、続きです。 前半(1)は、ジョブズの仕事スタイルを中心に感じたことを書きました。 後半は、ジョブズの人となりや、奇才はどんなところに現れるのかというところに焦点を移したいと思います。 テクノロジーとリベラル…

スティーブ・ジョブズ I・II (1)ジョブズの仕事スタイル

こんなに面白いなら、もっと早く読めばよかったです! 「スティーブ・ジョブズ I・II」(ウォルター・アイザックソン氏著、井口耕二氏訳、講談社、2012年11月初版) 今更ながらに読みました。既にティム・クックの本も既に出ているというのに。 ジョブズとい…

こどもしょくどう

社会的な作品が続いてしまっていますが、友達に誘ってもらって、映画「こどもしょくどう」(主演:藤本哉汰、鈴木梨央、監督:日向寺太郎氏)を見てきました。 こども食堂で起きるいろんなこと、という映画なのかと思っていたら、こども食堂ができるまでの物…

ザ・トゥルー・コスト 〜ファストファッション 真の代償〜

ファッション業界の裏側を知ってみたくて、見てみました@Nagatacho GRIDのイベントにて。 『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』(原題:The True Cost、2015、監督:Andrew Morgan氏) 予告編はこちら。 unitedpeople.jp バングラデ…

PAD MAN(パッドマン)

読書録じゃなかったのか? と自分で突っ込みたくなりますが、またまた映画鑑賞録。 PAD MAN(邦題:パッドマン -5億人の女性を救った男)。 素晴らしい作品でした。 是非多くの方に届くといいなと思う映画です。 現代のインドで生理ナプキンの普及に奮闘し…

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング

映画鑑賞録再び。 昨年秋頃、機内の先行上映で見て、笑いました。共感しましたし、元気ももらいました。 コーチングの観点からも得るものがありました。 日本でも上映始まったら書こうかなと思っていたら、気づけばもう終わっているところもあるくらいだった…

母さんがどんなに僕を嫌いでも

日日是好日を観に行ったときの予告編で気になっていて、先日、上映終了前ぎりぎりに行ってきました。 「母さんがどんなに僕を嫌いでも」(主演:大賀、吉田羊、監督:御法川修) 大好きな母親から虐待を受けて育った子供が、大人になって、自分からその関係…

ボヘミアン・ラプソディ

読書録、時々、映画鑑賞録。 「2018年に買ってよかったもの」というはてなブログの「今週のお題」を見て、思ったのが、この映画を観るという体験。 ボヘミアン・ラプソディ。 映画館で、ケチらずにIMAXで観て大正解。またすぐにでも見たいです。 www.youtube…

日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ

とても好きな本のひとつです。 人にお貸ししたときも、だいたいお気に召されます。 映画化されたのを観に行く前に、久しぶりに読み直しました。 「日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ 」(森下典子氏著、単行本(2002年1月初版、飛鳥新社)で読…

うみやまあひだ

久しぶりに、映画の鑑賞録。 「うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ」(監督:宮澤正明氏) 数年前の映画だそうです。最近時々出かけるNagatacho GRIDのCINEMA NITEで上映会の告知をみて、何となく直感的に観たいと思い、予備知識なく行ってきま…

幸福の経済学 The Economics of Happiness

年度末から仕事に遊びに趣味にと、慌ただしく過ごしていたら、あっという間にGWも終わり。前回の記事から2ヶ月も空いてしまいました。本は読めども、書く方が追いつかない。取り上げたい本がたまりつつも、映画の記憶が飛ばないうちに今回も観賞録です。 私…

息の跡 trace of breath

読書録、ときどき鑑賞録。 本日は映画「息の跡」の鑑賞録。 東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市で、種苗屋を営む佐藤貞一さんについて記録したドキュメンタリーです。監督・撮影・編集:小森はるかさん。 もともと映画館に通う習慣はない私。昨年の春、…

人生フルーツ Life is Fruity

読書録、、、ですが、ときどき鑑賞録が混じります。 親から「是非見てくるといい」と紹介されて、「人生フルーツ」という映画を見てきました。 テレビ、ラジオやCasa Brutusなどでも紹介されたりしているせいでしょうか、ポレポレ東中野という100席弱の小さ…