ここみち読書録

プロコーチ・けいこの、心の向くまま・導かれるまま出会った本の読書録。

アメリカ3年目 話す英語が変わりすぎた。

いつもインスタでリールを楽しませてもらっている「LanCul(ランカル)英会話」の初の著書。

アメリカ3年目 話す英語が変わりすぎた。」(LanCul英会話 著、KADOKAWA、2023年10月初版)

 

アメリカ3年目 話す英語が変わりすぎた。

 

LanCul英会話」は、東京や大阪でネイティブと雑談や英会話ができるカフェを展開しているところ。

「英語とカルチャーに飛び込むコミュニティ型英会話」だからLanguage と Cultureで Lan Culかと思います。

いつからか、インスタでフォローするようになり、特に、「アメリカ3年目シリーズ」と、「日本3年目シリーズ」が大好きで、これの新作をいつも楽しみにしています。

 

「アメリカ3年目シリーズ」は、日本生まれ・日本育ちのNatsuさんがプロのバレエダンサーになる夢を叶えるためにアメリカへ行ってから1年目、2年目、3年目で、使う英語や振る舞いがどう変わっていくかを見せるシリーズ。

シーンは、例えば「お店で注文する時」や「知り合いとバッタリ会った時」「コーヒーを奢ってもらった時」など。

アメリカでなくとも、海外で暮らしたことがある方は、1年目、2年目、3年目と、徐々に変わっていく様子に「わかる〜!!!」ってなるんじゃないかと思います。

少なくとも私は共感しまくりでした。

 

ちなみに「日本3年目シリーズ」は、Ariさんが日本に来てから1年目、2年目、3年目でどう変わってきたかを見せるシリーズ。

Ariさんが徐々に日本人化していく様子がおかしくて、上手すぎて、毎回笑ってしまいます。

 

フォローしている本屋B&Bの案内で、彼らが本を出版すること、かつB&Bで出版記念トークライブをするということ、を知りまして、

いつも楽しませてもらっているお礼と、応援の気持ちでオンライン視聴&本も購入しました。

 

中身は、ほとんどインスタで見ることができる3年目シリーズのままなのですが、スクリプトを見て練習できたり、Tipsや関連情報も書いてあったりするので、
これを手に持ちながら、インスタ見て真似すると、英語も上達するんではないかと思います。

 

「はじめに」にあるNatsuさんの言葉にはとても共感します。

 コミュニケーションとは、言語だけではなく、振る舞いや、非言語的な要素も非常に大きな役割を果たしていることに気がつきました。

「これなら勉強が苦手な私でも、楽しんで上達できそう!」とワクワクした気持ちで、ネイティブの真似をしながら、自然な表現や話し方を身につけたり、アメリカの文化に染まるような行動をしてみたり。1年、2年、3年と時間が経つうちにネイティブスピーカーとの間にあった壁が確実に薄れていきました。それは単に言葉が通じるようになったからではなく、相手の文化や価値観を理解し、尊敬し、受け入れることで得られた感覚です。

 日本では「海外かぶれ」という言葉がネガティブな意味で使われることがありますが、私はそれを全く逆に捉えています。「海外に染まる」ことこそ、コミュニケーション力上達への一番の近道であり、大きな秘訣なのです。

 この本を通じて、あなた自身が新しい言語や文化に飛び込む勇気を持ち、新しい自分への変化を楽しんでもらえたら嬉しいです。(p.6)

 

自分自身の経験からも、「もっと知りたい」「もっと仲良くなってみたい」「あんなふうになりたい」といった好奇心や憧れが、自然と言葉を身につけていくことにつながり、

言語がわからないながらも、「相手を知ろう」「自分を知ってもらおう」という必死さが、コミュニケーションをコミュニケーションたらしめていると思います。

それは言語以上に大事なもの、というか、コミュニケーションの本質なのかもしれません。

 

 

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カフェに行ってみたい方はこちら:

app.lancul.com