昨日発売された本。
光栄なことに、コンテンツサポーターとして3月初め頃に初校を読ませて頂いておりました。
本を出すっていうのはすごいことだなぁと、友人知人が出版するたびにいつも思います。
著者の松本さんはじめ、関係者の皆様、大変お疲れ様でした。
無事の出版、おめでとうございます🎉
「LinkedIn(リンクトイン)活用大全 情報発信、起業、転職、人脈…ビジネスで一番使えるSNS」(松本淳 著、日本実業出版社、2022年4月初版)
LinkedInって何?
私は、FacebookとTwitterの間のSNS、と捉えています。
Facebookは、基本的に実名。もともとの友人知人との交流のために使われることが多いです。私にはまるで家のような感覚。安心して投稿・交流できます。
でもここだけにいると、新しい出会いは起きにくい。
一方のTwitterは直接知らない人とも出会い、とっても気軽にやりとりできる場所。それが面白い。
ただ実名じゃないことが多いですし、写真情報もほとんどないので、その人が一体どんな人なのかはわからないことが多い。
信じられないような暴言や誹謗中傷も、素性がわからないままにつぶやく環境だからこそ起きてしまうものとも言えます。
LinkedInは、直接知らない人と出会いやりとりできる場所、とう意味ではTwitterと同じなのですが、基本的に実名。
さらには、学歴や経歴も掲載する。写真も掲載する。
履歴書を公開している感じです。
それらの自己開示さが予めされている分、どなたもビジネスマナーを守りながら投稿・交流している感じがあり、安心感を持って新しい人と出会うことができます。
私は2008年のMBA留学のタイミングでLinkedInを知り、その時に周りの流れに合わせてアカウントだけは作っていました。日本人の中では早かったほうではないかと思います。
ただ、ほとんど休眠状態。時々、転職案内が舞い込み、その時についでのニュースフィードを閲覧する程度。
つながる相手も、ニュースフィードに流れてくるのも、基本的に海外との接点用でした。
それが、2020年後半ごろからでしょうか、妙に、日本語の投稿が増えてきて、何やら日本でのLinkedInが盛り上がる気配を感じ、その頃から、自分でも投稿をしてみるようになりました。
そうしたら、少しずつ新しい接点ができてきました。
この本の著者・松本さんとお話させていただくようになったのも、LinkedIn経由です。
コロナで「ばったり」「偶然あの場所に居合わせて」的な出会いが起きにくくなっている今、非常にありがたいSNSだと感じています。
この本で得られるもの
日本におけるLinkedInのこれまでと今がよくわかる
一言で言うと、「LinkedInって何?」と聞かれたら、お答えする代わりにまずこれを渡したくなる本です。
上記のとおり、日本でのムーブメントをリアルタイムで見てきた感覚がありますが、自分が感じていたことや、そもそもの日本でのこれまでの使われ方と今起きてることなどが、網羅的に書かれていて、そうそう、そうそう、と首を縦に振りながら読みました。
LinkedInの”活用”法
リンクトインの機能、各ページの使い方、作り方、なども丁寧に書かれていますが、それ以上に、タイトル通り「活用」に力点が置かれていて役立ちます。
SNSを何のために使うのか?
自己表現の場、誰かとのつながりをオンライン上でも維持する。
それだけでも十分な理由になりますが、SNSというバーチャル空間でどう活動するのかは、自分のキャリアをどう切り拓いていくのか、どう創っていくのか、どう人と関わって行くのかということでもあり、本書はその示唆に富んでいます。
LinkedInに限らないSNSの活用の知恵
リンクトインがテーマではありますが、SNS全般に役立つこと満載。
著者の方は、もともとはTwitterでフォロワー数を伸ばしていらした方。
情報発信の仕方、人とのつながりの築き方など、Twitterで沢山発信してらっしゃった知恵とご経験がぎゅっと詰まっていて勉強になります。
日本の大きな流れは、Twitter利用者がLinkedInに流れてきている方向ですが、私はTwitterに乗り遅れていたので、遅ればせながら最近Twitterでつぶやき始めました。
メインストリームとは逆ですが、Twitterを念頭に置いた時も、本書で教えてくださっていることはとても役立っています。
何かが話題になると一気に盛り上がる日本。
日本のLinkedInはまた海外とは違う形で発展している感じもしていますが、そんな流れに乗ってみるのもいいのではないでしょうか。
ちなみに、私のLinkedInアカウントはこちらです。
ついでにTwitterはこちらです。
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