人にはそれぞれ、理由はわからないけど、とにかく惹きつけられるもの、というのがあります。
私にとって、この本は間違いなくその1冊。
「ふたりはともだち」(アーノルド・ローベル 作、三木卓 訳、文化出版局、1972年11月初版、原題:Frog and Toad Are Friends)
表紙を見ているだけでも愛くるしい。
いろんな場所で見かけると、どうしても一度は手に取りたくなります。
でも、実は中身はよく覚えていなくて。
もしかしたらちゃんと読んだことはなかったのかもしれません。
今回、改めて読んでみたら、中身もほのぼの、ほっこりしました。
楽観的で活発な「かえるくん」と、おっちょこちょこいでちょっとのんびりな「がまくん」。
どちらもとっても友達思い。
ふたりのやりとりが、とても微笑ましくて、
そう、生きるって、結局は、こういうことだよね、
こういう何でもないことが毎日を豊かに面白くするんだよね、
と思わせてくれます。
ユーモアありつつ、心が和む絵を描ける人は本当に素敵だなぁとも思います。
ちょっと忙しくなってきたなぁという時こそ、コーヒーとクッキーとこんな本で、一息ついてみてはいかがでしょうか。
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いろんなグッズもあるみたい。