ここみち読書録

プロコーチ・けいこの、心の向くまま・導かれるまま出会った本の読書録。

社会

スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル

久々に行った書店で平積みされてて、なんとなく苦手そうな本と思い、あえて買ってみました。 だって、スマホ、大して活用できていない。 苦手領域を勝手に決めたり、妙なプライドがあった頃には手に取らなかったんじゃないかと思うタイトル。 「 スマホ人生…

LOVE IS LETTING GO OF FEAR

時々、夜寝る前に、美しい英語を音読してから眠りたいと思うことがあります。 そんなときによく手に取る本がこちら。 Love Is Letting Go of Fear, Third Edition(Gerald G. Jampolsky, MD著、1st Editionの初版は1979年) どんな言葉を使うかは、大事だと…

東京改造計画

ホリエモンこと堀江さんのYouTube投稿(ホリエモンチャンネル)をよく見ていまして、メディアだけではわからない情報や知識を得たり、ズバリと言い切ってくれる内容に共感したりして、楽しませて頂いています。 が、実は本は一冊も読んだことがなかったので…

365日のシンプルライフ(TAVARATAIVAS/MY STUFF)

読書録、時々、映画録。 Stay Homeで、Amazon Primeで見ました。 過去の何かの視聴履歴に基づいてAmazonが薦めてくれたものと思いますが、面白かったです。 フィンランド映画:「365日のシンプルライフ」(原題:TAVARATAIVAS、英題:MY STUFF、Petri Luukka…

世界トップエリートのコミュ力の基本

お友達でもあるムーギーの最新刊です。 「世界トップエリートのコミュ力の基本 ビジネスコミュニケーション能力を劇的に高める33の絶対ルール」(ムーギー・キム著、PHP出版、2020年3月初版) 帯がすごいです。よくこのメンバーからコメント集めてきましたね…

バベルの学校

お題「#おうち時間」に相応しい時間の過ごし方。 このブログでも何度か触れているNAGATACHO GRIDの映画上映会。 緊急事態宣言が出てからの対応も早く、この時期、オンライン上映会を企画してくださっています。 本日は、以前から見たいと思っていて見逃して…

独学のススメ 頑張らない!「定年後」の学び方10か条

3月3日、ひな祭り。 昨年読んだ本を思い出しました。実家の本棚より拝借しました。 「独学のススメ-頑張らない! 「定年後」の学び方10か条」(若宮正子氏 著、2019年5月初版、中公新書ラクレ) 2017年に81歳でiPhoneアプリ「hinadan」を開発した、世界最高齢…

リーダーシップの旅 見えないものを見る

昨年読みました。 まだ読んでなかったのか、と呆れられそうですが、実際、なんでもっと早く読まなかったんだろうと思う一冊です。 私が考えるリーダーシップについて、ここに全部書いてありました。 「リーダーシップの旅 見えないものを見る 」(野田智義氏…

スティーブ・ジョブズ I・II (2)天才の生まれるところ

スティーブ・ジョブズ I・IIの読書録、続きです。 前半(1)は、ジョブズの仕事スタイルを中心に感じたことを書きました。 後半は、ジョブズの人となりや、奇才はどんなところに現れるのかというところに焦点を移したいと思います。 テクノロジーとリベラル…

スティーブ・ジョブズ I・II (1)ジョブズの仕事スタイル

こんなに面白いなら、もっと早く読めばよかったです! 「スティーブ・ジョブズ I・II」(ウォルター・アイザックソン氏著、井口耕二氏訳、講談社、2012年11月初版) 今更ながらに読みました。既にティム・クックの本も既に出ているというのに。 ジョブズとい…

恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方

ミーハーが過ぎるでしょうか。 電撃結婚発表のニュースを見て、つい、そのままアマゾンで名前を検索したら本書が出てきたので、思わず買ってしまいました。 「恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方」(滝川クリステル氏 著、2011年4月初版、講談社) …

なまけ者のさとり方

ずいぶん前、人間関係でとても傷ついたときにこの本に出会って助けられました。 当時は、この手の精神世界への理解度はおそろしく低かったですが、それでも、この本は響きました。 久しぶりに手に取ってみたら、本当にいい本でした。 今改めて読んでみると、…

すごい博物画 歴史を作った大航海時代のアーティストたち

久しぶりに図書館に行って、展示されていて目に止まった本。 「すごい博物画 歴史を作った大航海時代のアーティストたち」 (David Attenborough, Susan Owens, Martin Clayton, Rea Alexandratos共著、グラフィック社、2017年9月初版、もともとは英国Royal …

こどもしょくどう

社会的な作品が続いてしまっていますが、友達に誘ってもらって、映画「こどもしょくどう」(主演:藤本哉汰、鈴木梨央、監督:日向寺太郎氏)を見てきました。 こども食堂で起きるいろんなこと、という映画なのかと思っていたら、こども食堂ができるまでの物…

ザ・トゥルー・コスト 〜ファストファッション 真の代償〜

ファッション業界の裏側を知ってみたくて、見てみました@Nagatacho GRIDのイベントにて。 『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』(原題:The True Cost、2015、監督:Andrew Morgan氏) 予告編はこちら。 unitedpeople.jp バングラデ…

FACTFULNESS(ファクトフルネス)

今すぐ、全人類に読んでほしい本です。 昨年、仕事で知り合った某外資系資源会社の上層部の方から、「今年一番面白かった本」と教えてもらっていた本。英語で読むと時間かかるしなぁ・・・とAmazonポチするのを渋り続けていたところ、待望の翻訳版です。しか…

PAD MAN(パッドマン)

読書録じゃなかったのか? と自分で突っ込みたくなりますが、またまた映画鑑賞録。 PAD MAN(邦題:パッドマン -5億人の女性を救った男)。 素晴らしい作品でした。 是非多くの方に届くといいなと思う映画です。 現代のインドで生理ナプキンの普及に奮闘し…

母さんがどんなに僕を嫌いでも

日日是好日を観に行ったときの予告編で気になっていて、先日、上映終了前ぎりぎりに行ってきました。 「母さんがどんなに僕を嫌いでも」(主演:大賀、吉田羊、監督:御法川修) 大好きな母親から虐待を受けて育った子供が、大人になって、自分からその関係…

本当の仕事

3年ぶりに再読しました。やっぱり良い本だなと思います。 自分は一体何がしたいのだろう。今後のキャリア、どうしよう。 そんなことをぼんやりと思っている方がいらしたら、年末年始にオススメの1冊です。 「本当の仕事 自分に嘘をつかない生き方・働き方 」…

寂しい生活

「電力」という観点から気になっていた本です。 実は以下、8月末に書きためていたものなのですが、読み直している間に9月の北海道胆振東部地震により大規模な停電が起きるという事態になり、投稿を躊躇している間に9月も下旬になってしまいました。被災され…

うみやまあひだ

久しぶりに、映画の鑑賞録。 「うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ」(監督:宮澤正明氏) 数年前の映画だそうです。最近時々出かけるNagatacho GRIDのCINEMA NITEで上映会の告知をみて、何となく直感的に観たいと思い、予備知識なく行ってきま…

川は生きている ー自然と人間ー

西日本を中心とする豪雨により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げるとともに、1日も早く日常の生活に戻ることができるようお祈り申し上げます。 こういう災害が起きるたびに、自然の本来の姿、人間の自然とのつきあい方について考えさせられます。そ…

LIFE SHIFT(ライフシフト)

ブームに一足もふた足も遅れて読みました。こういうベストセラーについて書くのはちょっと勇気がいります。 LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略(リンダ・グラットン氏、アンドリュー・スコット氏著) 正直なところ、読んだとき…

人生をいじくり回してはいけない

久しぶりの更新です。書きたいことは溜まる一方。 こんな本から徐々にペースを取り戻していきたいと思います。 人生をいじくり回してはいけない (水木しげる著) たまたまの通りがかりに、タイトルに惹かれて手に取りました。 ゲゲゲの鬼太郎のファンかと言…

「できる人」が会社を滅ぼす

うなずきすぎて、首が痛いです。付箋貼りすぎて、付箋の意味がありません。 中間管理職必読の書。 経営者・経営陣の方々も、会社に潜む危険に気づくためにおすすめします。間違ってもこのような人たちを後継者・後任とはなさいませんように。 「「できる人」が…

幸福の経済学 The Economics of Happiness

年度末から仕事に遊びに趣味にと、慌ただしく過ごしていたら、あっという間にGWも終わり。前回の記事から2ヶ月も空いてしまいました。本は読めども、書く方が追いつかない。取り上げたい本がたまりつつも、映画の記憶が飛ばないうちに今回も観賞録です。 私…

息の跡 trace of breath

読書録、ときどき鑑賞録。 本日は映画「息の跡」の鑑賞録。 東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市で、種苗屋を営む佐藤貞一さんについて記録したドキュメンタリーです。監督・撮影・編集:小森はるかさん。 もともと映画館に通う習慣はない私。昨年の春、…

コーランを知っていますか

いや、知らない。 中東や北アフリカ、インドネシアのイスラム教徒(ムスリム)の方々とも仕事するのに、コーラン(クルアーン)について全く知らない、、、と思い、読みました。 コーランを知っていますか (阿刀田 高氏 著)。もともと平成15年(2003年)に…

人生フルーツ Life is Fruity

読書録、、、ですが、ときどき鑑賞録が混じります。 親から「是非見てくるといい」と紹介されて、「人生フルーツ」という映画を見てきました。 テレビ、ラジオやCasa Brutusなどでも紹介されたりしているせいでしょうか、ポレポレ東中野という100席弱の小さ…

ヒトラー演説 熱狂の真実

6月のBrexit、10月のコロンビアの和平合意の国民投票での否決、そして11月のアメリカ大統領選挙。歴史にはターニングポイントがありますが、未来の人が振り返ったら、2016年はきっとその一つになっているのではないかと思います。(コロンビアの和平合意は修…