ここみち読書録

プロコーチ・けいこの、心の向くまま・導かれるまま出会った本の読書録。

2023-01-01から1年間の記事一覧

ここみちサロンを開きます(初開催!7/19(水) 19時〜 @神保町)

神保町の共同書店 PASSAGE に ここみち書店を開店して約3ヶ月が経ちました。 いろいろと新しい経験をしています。 さて、この PASSAGE、3階の PASSAGE bis! にパリの隠れ家のようなカフェスペースがあります。 PASSAGE の方々も、ここを棚主がサロン的に使え…

みどりの しっぽの ねずみ

先日、念願のこども本の森 中之島(大阪)を訪ねたときに、館内で読みました。 スイミーやフレデリックで著名なイラストレーターかつ絵本作家、レオ・レオニの絵本。 「みどりのしっぽのねずみ―かめんにとりつかれたねずみのはなし」(レオ・レオニ(Leo Lio…

幸せについて

先日、カフェに置いてあった本書の表紙に惹かれて、Amazonで取り寄せたら、表紙が違ったという落ち。。。 表紙は何種類もあるようです。 オンラインで買われる方は、何が届くかお楽しみ。 「幸せについて」(谷川俊太郎 著、ナナロク社、 2018年12月初版) …

厄介者のススメ ジョン・ウォーターズの贈る言葉 - MAKE TROUBLE -

タイトルとインパクトのある色に惹かれて買った本。 「厄介者のススメ ジョン・ウォーターズの贈る言葉」(ジョン・ウォーターズ著、エリック・ハンソン 絵、柳下毅一郎 訳、2022年8月初版、フィルムアート社) 原題が好きです。「Make Trouble」 「これまで…

ハリー・ポッターと呪いの子

先日、舞台版ハリー・ポッターを観劇してきました。 1ヶ月強で一気にハリポタ全作を読み上げたのも、この観劇の準備として。 (この読み方は、良い子にはオススメしません。ぜひもっと時間をかけてゆっくり読んでください。) 舞台脚本も出版されているので…

ハリー・ポッターと死の秘宝(第7巻 = 最終巻)

ハリー・ポッター シリーズ最終巻! 「ハリー・ポッターと死の秘宝」(J.K.ローリング 著、松岡祐子 訳、静山社、2008年7月初版) 全巻読了〜! 物語の全容が見えた充足感以上に、達成感の方が大きいかもしれません。 全7巻=単行本全11冊、計5,500ページ以…

ハリー・ポッターと謎のプリンス(第6巻)

ハリー・ポッター シリーズ第6巻。 「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(J.K.ローリング 著、松岡祐子 訳、静山社、2006年5月初版) 読後感は、ただもう、「えーーーーー?!?!?!?!」 そんな・・・・! 次が気になって仕方がない。 読書録を書く時間…

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(第5巻)

ハリー・ポッター シリーズ第5巻。 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(J.K.ローリング 著、松岡佑子 訳、静山社、2004年9月初版) 単行本で上巻661ページ、下巻701ページ。 読む前から、あまりの分厚さに「うっ」となりましたが、読んでいる最中も、正…

心理的安全性の作り方 「心理的柔軟性」が困難を乗り越えるチームに変える

Audibleで聴きました。 「心理的安全性のつくりかた 「心理的柔軟性」が困難を乗り越えるチームに変える」(石井遼介 著、2020年9月初版、日本能率協会マネジメントセンター) 体験も大事、知識も大事 職業としているコーチングでは、クライアントのお話を伺…

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(第4巻)

ハリー・ポッター・シリーズ4巻目。 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(J. K. ローリング著、松岡祐子 訳、静山社、2002年11月初版) ハリーは、ホグワーツ校4年生。 3巻まで読んでくるうちに、もう、物語は夏休みから始まって、7月末にハリーの誕生…

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(第3巻)

ハリー・ポッターシリーズ、第3巻。 アズカバンに収監されていた囚人シリウス・ブラックの脱獄のニュースから始まる物語。 第2巻までに編み込まれていた文脈が徐々につながってくるのも感じられ、より立体的にハリポタの世界観を感じられた1冊。立ち向かう…

ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」

京大のファン、山極教授のファン、表紙が可愛い、ということで、目次も読まずにジャケ買いした本。 「ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」」(山極寿一 著、2018年4月初版、毎日新聞出版) 山極教授を最初に知ったのは、もうだいぶ前の何かの雑誌…

ハリー・ポッターと秘密の部屋(第2巻)

ハリー・ポッターシリーズ、第2巻。 「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(J.K.ローリング作、松岡祐子 訳、2000年9月初版、静山社) この巻は、私には1巻よりは難しかった・・・。 全7巻を貸してくれている友人によれば、ハリーポッターシリーズは、「本→映…

男性中心企業の終焉

昨年、フィガロ・ジャポンさんのオンライン・イベントにて一緒に鼎談させていただいた浜田敬子さんのご著書。 昨年秋に新しく著書を出されたということで入手し、少し前に読みました。 「男性中心企業の終焉」(浜田敬子 氏 著、文春新書、2022年10月初版) …

ハリー・ポッターと賢者の石(第1巻)

今度、ハリー・ポッターのミュージカルを見に行くことになり、事前に本は読んでおいたほうが良いと聞き、そうしたらハリー・ポッターシリーズの大ファンかつ親切な仕事仲間が全巻貸してくれて(しかも単行本で!)、読み始めました。 (彼女によると、ミュー…

リトルターン

手放す前にもう一度読んでおこうと読み始めたらみたら、なんだか、とても良いお話でした。 以前の私では気づけていないことが沢山あったみたいです。 「リトル ターン」(原題:Litter Tern、Brooke Newman著、五木寛之 訳、Lisa Dirkes絵、集英社、2001年11…

神保町で、本屋さんを始めます!

突然ですが、この度、神保町にて本屋さんを始めることになりました。 「PASSAGE」というすずらん通りに面した共同書店の3階に新しくできた支店「PASSAGE bis!」にて、一棚の棚主になりました。 まさか、今世で自分が本屋をやるだなんて、想像もしていません…

脳はバカ、腸はかしこい

タイトルが魅力的すぎる本。 こんなフレーズから始まります。 私は「脳はバカ、腸はかしこい」と心から思っています。そして、腸を可愛がれば頭がよくなると確信しています。(p.1) 「脳はバカ、腸はかしこい: 腸を鍛えたら、脳がよくなった」(藤田紘一郎 …

オットーという男

読書録、ときどき、映画鑑賞録。 ほぼ毎週聴いてるラジオ番組・ラジド(ラジオ・ドーナツ@J-WAVE)で紹介されていて、行ってきました。 トム・ハンクス主演のヒューマンドラマ。 映画は、こういう、あったかくてほろっとするのが好きです。 これからの社会の…

腸内細菌と共に生きる 免疫力を高める腸の中の居候

パーソナルトレーナーさんが貸してくれた本で、昨年読みました。 サナダムシ(寄生虫)を腸の中に飼っていたという東京医科歯科大学名誉教授の著書。 高校時代の保健の授業で、サナダムシに寄生されるとそれはそれは恐ろしいことになると教わった記憶が鮮明…