ここみち読書録

プロコーチ・けいこの、心の向くまま・導かれるまま出会った本の読書録。

ハリー・ポッターと呪いの子

先日、舞台版ハリー・ポッターを観劇してきました。

1ヶ月強で一気にハリポタ全作を読み上げたのも、この観劇の準備として。

(この読み方は、良い子にはオススメしません。ぜひもっと時間をかけてゆっくり読んでください。)

舞台脚本も出版されているのですね。

ハリー・ポッターと呪いの子 舞台脚本 東京版

 

ハリー・ポッターと呪いの子 舞台脚本 東京版

 

世界観が本当にそのとおりで驚きました。

本を読みながら、自分の頭の中で描いていた世界が、そのままそこに展開されていました。

役者さんや舞台演出家さん、大道具さん、衣装さんたちなど舞台を創った方々全てがすごいとも言えるし、

また、本を読みながらここまで読者の中でしっかり描かせることができる著者J.K.ローリングの世界観の完成度と描写力がすごいとも言えると思います。

その共創ですね。

 

内容は、シリーズ全7巻の19年後の世界。

なので、主人公は、実は、ハリー・ポッターの子どもたちの世代ではないかとも思います。

なのですが、全7巻のあのシーン...、あのシーン...と、過去作がうまい形で今回の物語の中でも関係してきて、頑張って読んできた甲斐があったと思いました。

 

ストーリーもとてもよくできてましたが、舞台はやっぱり役者さんや場に意識がいきます。

当日のキャストはこちら(本みたいになってるのが面白い)。

出演者一覧(開演前ロビーにて)

主演の石丸幹二さん目当てに行きましたが、どの方々も素晴らしかった。

とりわけ私が引き込まれたのは、嘆きのマートル・美山 加恋さん、スコーピウス・マルフォイ 渡邉 聖斗さん、マクゴナガル校長/アンブリッジ 榊原郁恵さん。

元がいったいどういう人なのかが想像できないくらいに、舞台上の人物に憑依している感じ。

榊原郁恵さんはテレビの中の世界でしか知らなかったので、こんな在り方もできるんだ〜と感動すら覚えました。

 

舞台美術も場づくりも素晴らしく。

いろんな装置が発展しているとはいえ、一つしかない舞台の上で、いろんな場面を旅しているように感じられるのは、本当にすごいことだなぁと思います。

 

開演前

ロビーには、スマホを当てると守護霊が現れる仕掛けがあったり、始まるまでも楽しめます。

エクスペクト・パトローナム!

劇場の外も、赤坂 Biz タワーの一角は、グッズ専門店にハリー・ポッターカフェなど、ハリポタ一色。こんなんなってるとは知りませんでした。

一つ前の記事で紹介した通り、世界観がものすごく細部までできあがっているので、グッズ作りには本当に困らない作品だろうなと思います。

ビジネスの観点から見ると、マネタイズの可能性が無限にある...。その意味でも、多くの人に嬉しい作品なのかもしれないです。

 



 

カフェもグッズも、入店には事前予約が必要なのでご注意を。

予約をしておけば、夕方から夜まで、どっぷりハリポタワールドを堪能できます。

 

舞台は、一つ見にいくと、また見に行きたくなりますね。

 

 

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