先週、昼休みに「異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養」を買いに大型の本屋に行きました。
1年半前の本だけど、人気の本だし、最近講演会で来日もしていたし、1階に平積みされているだろうと思ったらそうでもなく、うろうろしていたら、代わりにこんな本に出会ってしまいました。大人に刺さる園児の名言 すべての子どもは、アーティストだ!(東邦出版)。
トランプ大統領関連の本やビジネス書がひしめく中、異色を放っていて、思わず手にとってしまったら最後、面白くてそのまま最後まで立ち読みしてしまい、お昼休み終了。お目当ての本も買えず、お昼ご飯も食べ損ねてしまいました。
でも、くくくっと笑えたり、ほろりとしたりで、胃袋はともかく、顔の表情にはよい昼休みでした。
誰か一人のこどもの語録ではなく、いろんなこどもの名言272を集めたものです。
一緒についている、投稿者(親や親戚や近所の人などのおとな)のコメントもひっくるめて笑えました。じーんとしたりもします。
日頃から、Facebookでも友人・知人のお子さんの名言&迷言に笑わせてもらっていますが、こどもはほんとにクリエイティブ。時にとっても大人。時に残酷。そしてとっても愛らしい。
立ち読みなので、正確に引用できていないことをあらかじめお断りしますが、例えばこんなのがありました。
ママは大きくなったら なにに なりたいの?
いくつになっても夢って大事ですね。
どうしてお顔に絵を描いているの?
眉毛を書いているときの言葉だそうです。
どうしてママは"ちょっと"じゃないのに"ちょっと"待ってねっていうの?
確かに、おとなは皆そういいますね。。。
(出がけに)イライラしながら急かしたら
「かしこまりました〜。
ちょうちょう(少々)お待ちください〜。」
と靴を履いてきた。
このシーンを想像するととってもかわいらしい。
92歳の祖母について
「おばあちゃんはいつになったら魔女になるの?」
いつだろう・・・。
おかあさん、がんばって赤ちゃん産んだからお花あげるね。
妹か弟ができたときの言葉ですね。野花を摘んできてくれたそうです。
皆様のお宅のちっちゃいアーティストの言葉も集めておくと、本ができちゃうかもしれません!
今これくらいのお子さんがいらっしゃるご家庭は、「うちの子もあるある」と読めるでしょうし、
子育てが終わった方は、「こんな頃もあったなぁ」と懐かしみながら読めるでしょうし、
お子さんがいらっしゃらない方も、自分にもこんな頃があったなぁ、とその頃の親や周囲の大人との関わりを思い出して心が温かくなるのではないかと思います。
とんでもなく「ここみち」な昼休みでした。
本来買うつもりだった本はこちらです。いずれこのブログでも書きたいと思います。
異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
- 作者: エリン・メイヤー,田岡恵,樋口武志
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2015/08/22
- メディア: 単行本
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