ここみち読書録

プロコーチ・けいこの、心の向くまま・導かれるまま出会った本の読書録。

わたしのすきなこと

今日は絵本のご紹介。

わたしのすきなこと」(みかみ なつ 作、2022年9月初版)

 

わたしのすきなこと

 

まっすぐな題名。

まっすぐな中身。

 

自分の小さい頃を思い出し、懐かしくなって、心があたたまりました。

お子さんがいる方は、お子さんのことを思いながら読むかもしれません。

 

人は、いつから、「わたしのすきなこと」をまっすぐに言えなくなるのでしょう。

思春期から?大人になってから?

最近、NHKの朝の連続テレビ小説「虎に翼」で、主人公・寅ちゃんと娘・優未ちゃんの関係を見ていて、好きなものを好きと純粋に表現できなくなるのは、もっと小さい頃から始まるのだなと思いました。

子供は、大人が思う以上に、大人の顔や態度を見ているし、大人を気遣ってもいる。

 

この絵本の女の子のように、好きなことを好きと言ってくれる状態なら、それは素晴らしいこと。

もし身の回りの子供が、無邪気にそれを表現できていないのだとしたら、スンとなっているなら、

この絵本を読みながら、本当はこういうことが好きかもしれない、と思いを馳せてみたり、もっとその子の様子や表情に目を向けるきっかけとなるかもしれません。

 

そして、自分自身にも、思いを馳せてあげてほしいと思います。

自分の好きなことってなんだろう。

小さいころ、好きだったことは何だったっけ?

もし、最近、そんな余裕もないほど忙しくしているなら、自分のことが後回しになっているなら、

自分のために、その好きなこと・ものを心ゆくまで楽しむ時間も、ぜひつくってあげてください。

あなたが笑顔でいることが、周りの人も幸せにするのだから。

 

 

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